県議会議員報告紙「あましんレポート」Vol.3をリリース。中国の海産物規制について。
皆さんこんにちは、千葉県議会議員の雨宮しんごです。
準備を進めていた県議会議員報告紙「あましんレポート」Vol.3が出来上がりました。
今号では地域の皆さんから寄せられた各地域のご意見対応を中心に掲載しています。
お手にした折にはご一読、ご意見いただければ幸いです。
日中が依然として暑くて辛いですが、ご挨拶にあがりながら地域をまわっていきたいと思います。
さて、中国が福島第一原発の処理水の海洋放出を受けて、日本産水産物の輸入を全面禁止としました。
【中国などの水産物輸入停止 漁業者などへの支援が課題】
2021年以降、日本にとって中国は世界1位の農林水産物・食品の輸出相手国です。
農林水産省によれば、2022年の日本から中国への農林水産物・食品の輸出額は前年比25.1%増の2,782億円で、全体の20.8%を占めました。
中国向け輸出額のうち水産物は871億円、品目別ではホタテ貝が467億円、なまこ(調製)が79億円、かつお・まぐろ類が40億円となっている。
また、国慶節に合わせ観光抑制も図ってくるとしています。
2019年の訪日客全体約3200万人の約3割が中国人で占めていました。
また消費額にいたっては訪日外国人の約4割の1.7兆円となっています。
海産物の輸出額はじめインバウンドと中国は日本経済に大きく寄与、割合を占めている実情がありますが、今後は観光インバウンド、輸出含め依存度を減らしていくことで、他アジア諸国への転換を図っていくべきです。
オーバーツーリズムが叫ばれる今の日本にあってはその体制づくりも含めて時間をかけて焦らず、海産物については新たな輸出ルートの開拓をはかっていくべきです。
そして、国内消費です。日本の食料自給率は低いので、この機会にこそ輸入を減らすことで、海産物の国内消費を図っていく取り組みをしていくべきです。
農業、畜産業、漁業など一次産業に携わる人たちの収入を担保しながら、原子力政策、資源エネルギー政策と共に国内でしっかり自立ができるように政策を推進してくべきだと思います。
千葉県議会議員
雨宮 しんご
Shingo Amamiya
- 昭和53年(1978年) 10月31日生 血液型/B型(さそり座)
- はくと幼稚園・成田市立吾妻小学校
- 吾妻中学校・平成3年「少年の翼に入団」中国国際交流
- 千葉県立富里高等学校
- ニュージーランドPapakura High Schoolへ1年間留学
- 高千穂商科大学・明治大学公共政策大学院(修士)
- 成田市議会議員 4期
- 第41代 成田市議会議長
- 第17代 関東若手市議会議員の会 会長
- 第33代 成田商工会議所青年部 会長
- 成田青年会議所OB
- 千葉県中小企業家同友会東総支部
- 千葉県富里高等学校同窓会 会長
- 中学校PTA会長
- 日本サーフィン連盟公認インストラクター
- 海上安全指導員
- ※歴任を含む