印旛沼のかさ上げ工事の現場と酒直水門を現地視察。令和元年豪雨被害を繰り返さない治水対策を!
皆さんこんにちは、千葉県議会議員の雨宮しんごです。
千葉県土木事務所にお時間をいただき、印旛沼のかさ上げ工事の現場と酒直水門を視察させていただきました。
暴れ沼の異名を持つ「印旛沼」は、これまでも多くの災害を引き起こしてきました。
記憶に新しいところでは、令和元年10月の大雨です。
印旛沼の水位が既往最高水位まで上昇し、堤防からの漏水被害や流入河川での氾濫によって周辺地域において浸水被害が発生しました。
立ち合いだったのでうろ覚えですが、今年もかさ上げ工事を400mほど行い台風などによる豪雨にも対応できるような治水対策が講じられるということでした。
今年度工事が間もなく着工されるとのことですので、工事の進捗を注視してまいります。
昨今は自然災害も激甚化し降雨量や洪水発生頻度も増加することが懸念されます。
印旛沼周辺地域の方々からご心配される声を受けていますので、適切な対応を求めてまいります。
続いて、酒直水門を視察させていただきました。
印旛沼は、農業用水や工業用水のほか水道用水などに活用されているため、安定的に取水が出来るように5月~8月は基準高さ2.5m、9月~翌年4月までは2.3mを常時満水位と定めています。
栄町にある酒直水門と酒直機場でこの基準高さの水位管理を行っています。
洪水時における利根川への自然排水が難しい場合は、印旛水門を閉鎖して利根川からの流入を防ぐとともに、印旛機場を運転して洪水を利根川に排水するということでした。
また、それでも印旛沼の水位が下がらない場合は、大和田機場を運転させることで花見川を通じて東京湾に排水するということでした。
令和元年の豪雨によって発生した被害を繰り返さないよう、印旛沼の水位をいかにして抑えるのかが課題となります。
今後もあらゆる災害を想定した印旛沼の治水対策を推進していきたいと思います。
千葉県議会議員
雨宮 しんご
Shingo Amamiya
- 昭和53年(1978年) 10月31日生 血液型/B型(さそり座)
- はくと幼稚園・成田市立吾妻小学校
- 吾妻中学校・平成3年「少年の翼に入団」中国国際交流
- 千葉県立富里高等学校
- ニュージーランドPapakura High Schoolへ1年間留学
- 高千穂商科大学・明治大学公共政策大学院(修士)
- 成田市議会議員 4期
- 第41代 成田市議会議長
- 第17代 関東若手市議会議員の会 会長
- 第33代 成田商工会議所青年部 会長
- 成田青年会議所OB
- 千葉県中小企業家同友会東総支部
- 千葉県富里高等学校同窓会 会長
- 中学校PTA会長
- 日本サーフィン連盟公認インストラクター
- 海上安全指導員
- ※歴任を含む