1万円の支給対象が「なぜ、小中・高1だけなのか？」。市町村との連携で幅広い世帯への支援を！

みなさんこんにちは、千葉県議会議員の雨宮しんごです。

昨日、令和5年5月臨時千葉県議会が閉会しました。

物価高騰対策の一環として、所得制限に関係なく県内すべての小学生・中学生、そして高校1年生に現金1万円を給付するために60億円を盛り込んだ総額209億円という積極的な補正予算案がとりまとめられました。

なお、1万円の給付については、千葉県の「災害復興・地域再生基金」から60億円を取り崩して財源とすることになりました。

「なぜ、小学生・中学生、そして高校1年生だけなのか？」といった支給対象範囲についての疑問の声が、私の元にも多く寄せられました。

まずは財源には限りがあること。そして、子育て世帯への給付は児童手当など基本的には中学生まででありながら、今回は高校入学にあたっての負担増も鑑みて支援対象に加えたことを評価し、わたしは議案に賛成しました。

報道によると既に千葉市や習志野市が今回の支援策に呼応してくれていて、県の小中・高1生への支援に対して、未就学児分の支援を検討する動きが出ています。

これからも市町村との連携を図りながら補完し合い、支給対象が広がっていくことを願いますし、可決された予算が住民に寄り添った施策となるよう、そして、速やかに遂行されるよう注視してまいります。

それにしても、一転して夏日を超えて猛暑日のような暑さ。

どうかご自愛ください。

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千葉県議会議員

Shingo Amamiya