活動日誌

「どん底」を味わう経験が、新しい人生を切り拓いていく力になる。

日々の活動

【確定】

雨宮しんご 19,457

小泉一成 25,990

 

公職選挙法上、昨日のSNSなどへの発信が規制されていたので今日の更新です。

昨夜、落選の日はさすがに眠れませんでしたが、今朝はいつも通り駅頭でお詫びのご挨拶。

 

自分の限界まで追い込んで挑戦をしてきたので、開票結果を聞いた時も、さすがに「悔しさ」がないかと言えばウソになりますが、不思議と清々しい気持ちでした。

 

その後は、お世話になった支援者のみなさまや、サポータースタッフの方々、若市議のみんなへの御礼の連絡やご挨拶を続けています。

(順次ご連絡をしておりますので、今しばらくお待ちいただければと存じます。)

 

まだしっかり分析している暇は持てていませんが、少し振り返るだけでもタイミングや戦略、戦術のミスがいくつも思いつきます。

 

ただ、ひとつ言えることは、成田市長選挙に挑戦したことへの「後悔」はないということです。

私の人生には、ほかに道はなく、この道しかありませんでした。

 

政策集においてもお示ししましたが、成田市の子育て世帯の流出をはじめ、財政は市債や将来負担比率など悪化しており、長期政権の弊害が明らかな状態にあります。

 

にもかかわらず、4期16年を努めてきた現職が5選目を狙っている。

対抗馬はなく、このままいけば3回連続の無投票、16年間選挙が行われないことになる。

 

こうした状況下において、市民の皆さまに「選択肢」を示すことは、責任世代の政治家として誰かが絶対にやらなければいけない行動でした。

 

停滞は衰退であり、世代交代や新陳代謝が行われない社会に対し、私たちの世代は未来に希望を抱くことができないからです。

 

ですが、財政の悪化は直接的に市民の皆さまに影響するわけではありません。

それは、子育て世帯の減少も同じでした。

 

危機感が高まらない中、失政なき現職は極めて選挙に強く、4期16年、5期20年の長さをはじめ、子育て世帯の流出、財政の悪化、パークゴルフ場など成田市の施策に不満を口にしつつも、公の場では口を閉ざし、続投を表明した現職に対して、弓を引く人はついに現れませんでした。

 

座右の銘は?と記者に聞かれ、思い浮かんだ「義を見てせざるは勇無きなり」。

このままではいけない。誰かがやらなきゃいけない。保身じゃいけない。

私がやるしかない。

 

選挙戦がはじまると全容が明らかになりました。

 

ただでさえ有利な現職市長に、ほとんどすべての市議会議員、県議会議員、国会議員、組織団体がついているという、普通であれば絶対に勝てない闘いです。

 

それでも、これまでのように愚直に成田の未来を描いて、成田の未来の政策を書いて、しっかり発信して投票率を上げていくことができれば、たとえ組織や後ろ盾がなくても、責任世代の挑戦を受け入れていただけると思っていました。

 

いずれも、未熟さ、過信、甘い見通し、淡い期待に過ぎませんでした。

 

丁寧に情報を発信しているつもりでも、曲解され、火のない所に煙が立ち、思い込みだけで広められる噂や批判を何度いただいたことかわかりません。

 

ここに書くことはしませんが、どれほど梯子を外されたとしても、どれほどひどい仕打ちを受けたとしても、何事も最終的に決断したのは私であり、そのすべての要因と責任は私にあると思っています。

 

さらに、投票率も45%にも届かず、選挙を盛り上げる責任のあった新人候補者として、クリスマスの奇跡を起こすこともできませんでした。

 

明らかに私の力不足でした。

 

意見交換会などで、あんなに子どもたちや学生たちからも期待を寄せてもらっていたのに、新時代をお見せするどころか、

「結局、政治は変わらない。」

「社会の生き方はレールに乗って順番待ちをすること。」

という印象を与えてしまった気がして、不甲斐ない気持ちです。

 

変化しない継続こそが正義なのか、と諦めたくなる気持ちもあります。

 

そうした一方で、今朝の駅頭などにおいて

「とても意義のある挑戦をやってくれた。」

「選挙になって良かった。成田市について考えるきっかけになった。」

「雨宮さんが政治を諦めないでほしい市民に言ったように、雨宮さんもリベンジを。」

という声をいただきました。

 

圧倒的な民意によって選ばれた市長には、ぜひその期待に応える成田市を創り上げていただきたいと心から思います。今回の選挙戦が成田市に少しでもポジティブな刺激がもたらされることを願っています。

 

最後になりますが、私の今後の身の振りはまったくの白紙です。

 

およそ2万人の皆さまにご期待いただいた票の重み、成田のために自分ができること、自分や家族の人生について、ゆっくり考えていきたいと思います。

 

「どん底」を味わう経験が、きっと新しい人生を切り拓いていく力になる。

 

「人間にとって成功とはいったい何だろう。自分の夢に向かって自分がどれだけ挑んだか、努力したかではないだろうか。夢がたとえ成就しなかったとしても、精一杯挑戦した、それで爽やかだ。」

※岡本太郎 「自分の中に毒を持て」より引用

< 前のページへ戻る

千葉県議会議員

雨宮 しんご

Shingo Amamiya

  • 昭和53年(1978年) 10月31日生 血液型/B型(さそり座)
  • はくと幼稚園・成田市立吾妻小学校
  • 吾妻中学校・平成3年「少年の翼に入団」中国国際交流
  • 千葉県立富里高等学校
  • ニュージーランドPapakura High Schoolへ1年間留学
  • 高千穂商科大学・明治大学公共政策大学院(修士)
  • 成田市議会議員 4期
  • 第41代 成田市議会議長
  • 第17代 関東若手市議会議員の会 会長
  • 第33代 成田商工会議所青年部 会長
  • 成田青年会議所OB
  • 千葉県中小企業家同友会東総支部
  • 千葉県富里高等学校同窓会 会長
  • 中学校PTA会長
  • 日本サーフィン連盟公認インストラクター
  • 海上安全指導員
  • ※歴任を含む

月別アーカイブ

2024年

2023年

2022年

2021年

2020年

2019年

2018年

2017年

2016年

2015年

2014年

2013年

2012年

2011年

詳しい県政活動はこちら あましんレポート
トップぺ戻る