花粉症の経済損失は7500億円⁉花粉症の雨宮が、林野庁の「花粉対策」の取組みをお伝えします。
みなさんこんにちは、成田市議会議員の雨宮しんごです。
花粉・・・このところ凄くないですか?
コロナ禍ということもありマスク着用が当たり前になっていますが、この時期、マスクをしていても辛いのが花粉症だったりします。
【東京など 花粉大量飛散の恐れ】https://t.co/WQe0fZgHNn
20日の西日本や東日本は晴れて気温が上昇し、さらに風の強まるところがある。このため、西日本や東日本の太平洋側ではスギ花粉が多く飛散し、東京や大阪など各地で非常に多くなる予想で、大量飛散となる恐れも。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) February 20, 2021
花粉が蔓延するようになった背景には、短期間で真っ直ぐ育ちやすいスギを植えまくった政府の政策にあるのですが、この辛い日々を打開すべく林野庁も対策に乗り出してくれています。
林野庁は令和2年度の花粉症発生源対策推進事業として1億3500万円を計上しているのですが、その主な取り組みがこちらになります。
対策のポイントしては、花粉症対策苗木への植替の支援、花粉飛散防止剤の実用化に向けた林地実証試験、スギ・ヒノキの雄花着花状況調査、スギ雄花着花特性の高精度検査手法の開発を進めるとしています。
政府目標としては、スギ苗木の年間生産量に占める花粉症対策に資する苗木の割合を現在の4割(平成29年度)から 7割(令和14年度)としています。
ちなみに・・・花粉症の経済的損失は、第一生命経済研究所によると、外出を控えるために個人消費が約7500億円減少すると試算していて、科学技術庁の発表によると、医療費や労働効率の低下による経済的損失は約2860億円と上るとしています。
花粉症もまた、経済損失をもたらすわけです。
まずは新型コロナウイルス感染症への対策ですが、毎年この時期になると苦しめられる花粉症もかなり辛いアレルギーであることから、どうか終息に向けて鋭意対策いただきたいと思います。
花粉症患者より願いをこめて。
それではまた明日。