選挙カーうざい問題はいつ解決を見るのか。リモートワークが進むコロナ禍での選挙について。
みなさんこんにちは、成田市議会議員の雨宮しんごです。
袖ヶ浦市議会議員選挙が昨日開票され、応援に入っていた候補者それぞれが再選されました。
全国若手市議会議員の会のOBをはじめ現役メンバーがいる同市の更なる発展を願っています!
話しは変わりますが、コロナ禍で選挙応援に入っていると色々と気づかされることがあります。
わたしたちプレイヤーである候補者サイドとしては、選挙期間中は投票依頼をするための広報手段として選挙カーや街頭演説を行って支持を訴えるのですが、リモートワークが推進されているということもあり、日中の在宅率が高まっているのか、ここ最近、クレームがより多くでている気がしています。
選挙の度にきかれる選挙カーうざい問題について、私たちプレイヤーサイドが把握していないかというと、それはもう、耳タコ状態で理解しています。(汗)
「そんなもんでしゃべったって、逆効果だろー」
っというご意見もいただくのですが、効果がないかというと、効果あるんですよね。。。
(しらべえより引用)
選挙カーのみでの地区活動をした得票数と、選挙カーでの名前連呼さえもしなかった地区の得票数は、若干開票所の担当エリアの被りや異なりがありつつも、ほぼ一貫して「回数多く選挙カーで名前を連呼した候補者は、その地区での得票は増える」傾向があります。
要は、みんなウザいと思いつつも、選挙カーでの名前連呼は選挙戦術上どうしても外せない作戦なのです。
このように、選挙カーには一定の効果があるという分析結果があるとされていて、わたし自身もその効果を理解している一人で、ルール上、活用できるのであればプレイヤーサイドから辞めるという選択は取り難いと思います。
特に新人となれば、知名度もなければ、時間もない、組織もなければ、地盤もないとナイナイ尽くしとなります。
若手候補者が格好つけて徒歩と自転車だけの選挙選を展開し、悲惨な得票数で落選するのを何度もみてきただけに、選挙カーが1つの絶対的なツールであることもまた事実だったりするのです。
もちろん、走行中は政策演説ではなく、候補者紹介と名前の連呼にとどめなければいけないという公職選挙法のルールに改善の余地があることは言うまでもありませんが。
(これ、自分で言ってても酔ってくるので。(笑))
とはいえ、100年に一度のパンデミックが発生し、リモートワークを政府が推進、国民に生活変容を求めているコロナ時代にあっては、同様に選挙運動にもニューノーマルを求めていくべきだと思います。
たとえば議員の経歴はもちろん、議会質問や質疑、政策への取り組みなどをプラットフォーム化すると同時に、インターネット選挙を解禁させるなど、デジタル庁の設置とともに選挙のデジタル化を推進すべきだと思います。
このように、選挙カーうざい問題を解決するためには政府が公職選挙法を改正しながら大転換させていかなければなりません。
住民の皆さまには当面の間、これまでのように選挙カーにお付き合いいただくことになりそうですが、引き続きご理解いただければと思います。
さて来週は、つくば市議会議員選挙が告示されます。
それではまた明日。