小児科医曰く「マスク着用と集団行動の回避が感染対策に有効なことを経営悪化をもって体感しているはず。」
みなさんこんにちは、成田市議会議員の雨宮しんごです。
本日、小児科と意見交換する機会を得たので、昨日に続きインフルエンザの話題について取り上げていきたいと思います。
厚生労働省から先日、以下のようなお願いが発出されました。
報道などでご存知かと思いますが、この冬のインフルエンザワクチンの接種時期のお願いになります。
内容は・・・
10月1日以降は、定期接種対象者である65歳以上などの方。
10月26日以降は、医療従事者、65歳未満の基礎疾患を有する方、妊婦、生後6か月から小学6年生の中で接種をご希望される方。
となっています。
昨日のブログにも書いた通り、現時点では比較的感染者が少ない傾向にあるようですが、油断は禁物です。
今年は是非、予防接種をお願いできればと思います。
っと、そんなことを仲間の小児科医と話していたのですが、「妥当性は考慮されているのかね。」と。
特にインフルエンザ接種が2回必要な年齢の子どもは、接種完了となる時期が遅くなるので、可能なら早めに接種を開始するようにした方がいいかもしれない。
とのことでした。
以下は東京の例ですが、どの世代がインフルエンザに罹りやすいかは一目瞭然で、検討の余地ありですね。
また、日本だけではなく、タイや台湾でもインフルエンザの流行は見られていないようで、ともすると、国境を閉じている日本にインフルエンザウイルス自体、存在しているのかという疑問を持ちます。
どこからともなく湧いて出てくるウイルスではないので、今回の国境封鎖はこの冬のインフルエンザにも良い効果をもたらすかもしれません。
そして、切実なお話しも伺いました。
子どもがかかりやすい夏風邪が、今年は例年に比べてとても少なかったようで、現在小児科の患者数が減少しているようです。
この患者数減少については、新型コロナに感染することが怖いことからの『受診控え』が理由なのではなく、新しい生活様式によりマスク着用が一般化されたため、新型コロナ以外の飛沫感染もすべて抑えられ、何も流行っていないのではないか。とのことでした。
また、おそらく、どこの小児科も今までにないほど患者が減少しているようで、マスク着用と集団行動の回避が感染対策にかなり有効であることを、自身の経営悪化をもって体感しているはず、とも指摘していました。
コロナ対策があらゆる感染症に効果が出ていることを喜ぶ一方で、経営悪化に悩む小児科医からの切実かつ適切なアドバイス。
まずは今年のインフルエンザにも、今のコロナ対策が効いてくれることを願って止みません。
引き続き、手洗い、うがい、マスクの着用と3密をできる限り避けながら新しい生活様式に慣れていきましょう。
それではみなさん、良い週末をお過ごしください。
千葉県議会議員
雨宮 しんご
Shingo Amamiya
- 昭和53年(1978年) 10月31日生 血液型/B型(さそり座)
- はくと幼稚園・成田市立吾妻小学校
- 吾妻中学校・平成3年「少年の翼に入団」中国国際交流
- 千葉県立富里高等学校
- ニュージーランドPapakura High Schoolへ1年間留学
- 高千穂商科大学・明治大学公共政策大学院(修士)
- 成田市議会議員 4期
- 第41代 成田市議会議長
- 第17代 関東若手市議会議員の会 会長
- 第33代 成田商工会議所青年部 会長
- 成田青年会議所OB
- 千葉県中小企業家同友会東総支部
- 千葉県富里高等学校同窓会 会長
- 中学校PTA会長
- 日本サーフィン連盟公認インストラクター
- 海上安全指導員
- ※歴任を含む