航空業界の決算から見える「構造的な重さ」 2026.05.11
みなさんこんにちは、千葉県議会議員の雨宮しんごです。
今日は来客の多い一日、千葉県から空港関係事業者各社と第二の開港に向けた取組状況や、エアポートシティ構想、インフラなどについて積極的な意見を交わすことができました。
合間ではANAホールディングスが公表している決算資料に目を通しました。
売上高は過去最高水準。インバウンド需要の回復もあり、数字だけを見れば非常に好調に映ります。ですが、燃油費をはじめとする外部コストが利益を大きく圧迫している構図がはっきりと見えてきます。
需要をしっかり取り込み、運航効率の改善やコスト削減といった企業努力を積み重ねても、燃料価格やイラン情勢といった要因は、現場の努力だけでは制御できません。
売上が伸びているにもかかわらず、利益が思うように積み上がらない状況は、個別企業の経営判断というより、航空という社会インフラが抱える構造的な課題だと感じました。政府の支援は待ったなしだと思います。
海外ではすでに、燃料高を受けた減便や運休の動きが広がっています。もし日本でも同様の事態が進めば、単に航空会社の問題にとどまらず、観光、物流、ビジネスの機会そのものが縮小し、地域経済や国全体の活動に影響が及ぶことになります。
成田空港を抱える地域の一員として、また県政に携わる立場として、航空を取り巻く環境を引き続き冷静に注視していきたいと思います。

その後は再選された香取市の伊藤市長と意見交換させていただきました。
成田空港の第二の開港を見据える中で、香取市においても地域の可能性を広げようとする動きが着実に始まっています。
それぞれの自治体が単独で完結するのではなく、周辺地域が連携しながら千葉県全体としての魅力を高めていけるよう、引き続き、県政としてできることを積み重ねていきたいと思います。
プロフィール
昭和53年(1978年) 10月31日生 血液型/B型(さそり座)
千葉県富里高等学校・高千穂商科大学・明治大学公共政策大学院(修士)
成田市議会議員 4期 / 第41代 成田市議会議長
2023年 千葉県議会選挙 初当選