みなさんこんにちは、千葉県議会議員の雨宮しんごです。
私はこれまで通算で47回の献血を行ってきました。そして、来週には48回目に臨みます。
献血は、ただの医療行為ではなく、日常生活の中で誰かの命を直接支えることのできる貴重な行動です。私自身がその一歩を踏み出すことで、少しでも多くの方に献血の大切さを伝えられればと思っています。
そして最終的には、100回を目標に取り組んでいくつもりです。壮大な目標ではありますが、献血への意識も自然と高まり、日々の健康管理や体調確認にもつながっていると感じています。
さて、日本赤十字社では長年、献血手帳や献血カードを通じて献血者の情報を管理してきましたが、令和4年9月に新たに「ラブラッドアプリ」が導入されました。私も活用していますが、献血の予約や受付、事前問診の回答、血液検査結果の確認、ポイント管理などがスマートフォン一つで可能となり、より便利で効率的に献血に参加できます。
そして、令和8年1月4日をもって、献血手帳・献血カードの新規発行・更新は終了となることから、是非、アプリをご活用ください。(アプリがなくても献血できます!)
令和7年度の千葉県における献血供給計画は、医療機関の需要に応じて策定され、供給計画869,000単位、献血目標人数229,702人と設定されました。
特に400mL献血や高単位血小板成分献血、血漿成分献血の協力が求められています。
輸血用血液は、がんや白血病、循環器系疾患などの患者さんの治療に使用され、患者さんの命を支える重要な役割を果たしています。赤血球製剤は採血後28日、血小板製剤は4日(令和7年度内に6日間に変更予定)と使用可能期間が限られているため、継続的な献血協力が欠かせません。
千葉県内では令和6年度、延べ238,705名の方々が献血に協力いただきました。
特に医療機関からの需要が高い400mL献血や成分献血への参加が中心で、事前予約による献血の定着も血液の安定供給に大きく貢献しています。しかし、若年層(10~30代)の献血者は10年前に比べ約17.8%減少しています。
未来の安定した血液供給を支えるためにも、さらなる啓発が欠かせません。
千葉県内には献血ルームが6か所、献血バスも10台運行しており、柏・松戸・船橋・津田沼、千葉モノレール駅、運転免許センターなどで献血が可能です。
まずは一度足を運んでみてください。
私自身も100回献血への挑戦も含め、引き続き、皆さまへ呼びかけていきたいと思います。
たとえ偽善といわれていも、献血は誰かの命を救うだけでなく、確かな社会貢献活動だと考えます。
できる人ができるだけ行動に移し、私たち一人ひとりの善意が、医療を必要とする方々へ届けばと思います。
皆さまもぜひ、この輪に加わっていただき、命をつなぐ活動に踏み出しませんか!?
献血は、必ずや未来を変える力になります!