街路樹の根もないのに歩道が盛り上がっている不思議。

2024.11.19

みなさんこんにちは、千葉県議会議員の雨宮しんごです。

先日、地元はなのき台の歩道が隆起していてつまずくとのご要望を住民の方々からいただきました。

現場を確認すると、街路樹が植っていない場所にもかかわらず歩道が10cmぐらい盛り上がっており、不思議な状況でした。

早速、担当課に改修を要望し、工事が行われることになりました。

その当日、現場に立ち会い作業員の方とともに状況を確認すると・・・隆起の下は空洞になっていました👀

お互いに目を合わせ、「これは予想外ですね」と驚きながらも作業を進めていただき、歩道は無事に平らになりました。

ただ、原因が気になって調べて頂いたところ、施工当時に使用された再生スラグが化学反応を起こし、今回のような隆起が発生することがあると判明しました。

(なお、今後同様の事例が発生した場合は迅速に対応いただける体制が整っています)

今回の出来事を通じて、道路の構造や材料が引き起こす現象について学ぶ機会にもなりました。

知り合いの市議からは次のようなコメントをもらいました。

ところどころ盛り上がるのは、当初の基礎工事のスラグの質に問題があったようですね。ガスや水道工事でアスファルトが剝がされて水分が入ってしまい、水を吸ったスラグが膨張して起こる現象のようです。

私の地元は平成11年に工事がなされたのですが、その頃のものに多い様ですね。

他所でも同様のようなことがないか確認するとともに、引き続き、安全で安心なまちづくりに努めてまいります。

< 前のページへ戻る

千葉県議会議員

Shingo Amamiya