子どもの想い・考えがストレートに伝わる絵本「お父さんお母さんへ ぼくをいやな気もちにさせないでください – 離婚した両親への手紙」
皆さんこんにちは、成田市議会議員の雨宮しんごです。
今日はこちらの絵本のご紹介。
絵本『お父さんお母さんへ ぼくをいやな気もちにさせないでください – 離婚した両親への手紙』
「ぼくは、カウンセラーじゃないし、味方でもないし、賞品でもないです。」
このほど、シンガポールの絵本を野沢慎司 明治学院大学副学長・社会学部教授が翻訳し『お父さんお母さんへ ぼくをいやな気もちにさせないでください – 離婚した両親への手紙』として、「日本離婚・再婚家族と子ども研究学会」から発行されました。
日本離婚・再婚家族と子ども研究学会
http://www.jarcds.org/document.html
この絵本は、2017年にシンガポールの社会・家族開発省(The Ministry of Social and Family Development)が英語で制作し、離婚する家族をサポートする部門の窓口で無料配布されていたものだそうです。
離婚家庭の子どもとその親に寄り添う絵本ということで、早速わたしも拝見しましたが、両親が離婚した男の子の目線によるストレートに両親に想いや考えを伝えようとする、シンプルな手紙に胸が痛くなりました。
わたしは、離婚した方が良い状況にあるにもかかわらず、『子どものために。』という一心だけで、無理に一緒に居続ける必要はないと思っています。
ただ絵本の通り、子どもの自己が確立するまでは、お父さんが半分、お母さんが半分で自分が成り立っていると思っているのだとすると、親の離婚は理解を超えるものであり、まして、夫婦が互いに否定しあうと、子どもは自分を否定されたように思ってしまうのかもしれません。
親も人間、感情的になることもあると思いますし、まして「離婚」となれば自分のことだけでいっぱいいっぱいになってしまうものだと思います。
ですが、離婚を考える夫婦は、普段以上に子どもへの影響について配慮することの必要性を強く感じた次第です。
親の配慮で子どもの笑顔が生まれると思いますし、それを絶やすようなことはあってはならないと強く思います。
わたしも可能な限り、妻はもとより子どもたちともしっかり向き合っていきたいと思います。
それではまた明日!
千葉県議会議員
雨宮 しんご
Shingo Amamiya
- 昭和53年(1978年) 10月31日生 血液型/B型(さそり座)
- はくと幼稚園・成田市立吾妻小学校
- 吾妻中学校・平成3年「少年の翼に入団」中国国際交流
- 千葉県立富里高等学校
- ニュージーランドPapakura High Schoolへ1年間留学
- 高千穂商科大学・明治大学公共政策大学院(修士)
- 成田市議会議員 4期
- 第41代 成田市議会議長
- 第17代 関東若手市議会議員の会 会長
- 第33代 成田商工会議所青年部 会長
- 成田青年会議所OB
- 千葉県中小企業家同友会東総支部
- 千葉県富里高等学校同窓会 会長
- 中学校PTA会長
- 日本サーフィン連盟公認インストラクター
- 海上安全指導員
- ※歴任を含む