エネルギー政策について 最終編
今日で先の一般質問で行ったエネルギー政策についての
質問&意見は締めくくろうと思います。
私の質問に対する市長からの答弁はつぎのようになっていました。
「公平性を考慮して・・・より多くの方が補助金を活用できるよう」
政策としての補助金を交付していきたい。
というものです。
ですが、よく考えてみてください。
住宅用太陽光発電の初期投資として約170万円もかかわるわけです。
つまり、自動車が屋根に乗っかっている状況と同じなわけです。
そうなると、資金回収できるかどうかも分からない一般家庭にはよほどの想いがないと到底設置なんかしない、できないわけです。
つまり「公平性を考慮して」「より多くの方が補助金を活用できるよう・・・」と言いつつも、
現行制度は初期投資額を持ち合わせているお金持ち限定の補助金
と言われても仕様がない制度ではないかとさえ思ってしまうわけです。
今回は特に市長の政策判断が必要な事項であることから、
散々と再生可能エネルギーにおける市政について質してきました。
脱原発依存を推進しないという姿勢を明確にするのであれば、
今年度予算2500万円は他の政策に使ったほうが有用なはずです。
ですが、明確に脱原発依存を推進すべき政策と市長が位置づけるのであれば、
逆に現行制度では不十分であり、私が提案したような予算化をすべきだと考えます。
一番の問題は、どっちつかずの姿勢で中途半端に政策に取り組んでも、
十分な政策効果が得られない。ということです。
個人的には世論の声を踏まえ、市として5か年計画などに
「エネルギー政策推進事業」などとして明確に政策目標を策定していくことで
市としての方針を示すべきだと考えています。
こうした政策決定における問題は、何も当該事業についてだけ言えること
ではありません。
今後も精力的に政務調査を行い、積極的に発言し成田市の在るべき姿を
提示していければと考えています。
千葉県議会議員
雨宮 しんご
Shingo Amamiya
- 昭和53年(1978年) 10月31日生 血液型/B型(さそり座)
- はくと幼稚園・成田市立吾妻小学校
- 吾妻中学校・平成3年「少年の翼に入団」中国国際交流
- 千葉県立富里高等学校
- ニュージーランドPapakura High Schoolへ1年間留学
- 高千穂商科大学・明治大学公共政策大学院(修士)
- 成田市議会議員 4期
- 第41代 成田市議会議長
- 第17代 関東若手市議会議員の会 会長
- 第33代 成田商工会議所青年部 会長
- 成田青年会議所OB
- 千葉県中小企業家同友会東総支部
- 千葉県富里高等学校同窓会 会長
- 中学校PTA会長
- 日本サーフィン連盟公認インストラクター
- 海上安全指導員
- ※歴任を含む