空港対策特別委員会行政視察初日
空港対策特別委員会の行政視察で旭川に来ています。
今日は特に旭川空港内の施設概要のほかLCC誘致に向けた取り組みなどについて同行いただいたNAA、国土交通省、そして現場スタッフの方々に説明をいただき、管制塔などの施設を視察したところです。
今年3月に就航を開始したピーチアビエーションをはじめ、7月にはジェットスター・ジャパン、8月にはエアアジア・ジャパンが参入するなど、日本は「LCC元年」とも言われています。
LCC(格安航空会社)はすでに世界の航空市場において急速にシェアを拡大しており、観光目的の利用者になど喜ばれていますが、我々視察団も今日は成田空港からLCCであるスカイマークで旭川まで来たのですが、LCC(Low Cost Carrier)のとおり、通常の航空運賃よりもかなり安く来ることができました。
こうした低価格の実現には、人件費の削減(今日はまさにつなぎを着た作業員が受付対応していました。)するなどあらゆる手法を使ってコストを最大限切り詰めることで、市場に対して薄利多売で攻勢をしかけるという経営手法になります。
平日朝の8時のフライト(成田―旭川)にも比較的搭乗率は高く、すでに浸透している感を受けました。
先日のブログにも書きましたが、LCCを積極的に誘致することなどを理由に、これまで3万回に制限していた国内線の発着枠を3月25日の夏ダイヤから撤廃、こうした動きを受け今夏にはLCC2社が就航するこうすることが決まっています。
また夏ダイヤに合わせて年間発着回数も23万5千回から25万回に拡大したことで、4月前半時点を基準にした週間発着回数は3806回(1日平均544回)の見込みと、昨年の夏ダイヤと比べて週232回増となり、直近の冬ダイヤ比でも週212回増えると伺っています。
先日の新聞アンケートでは成田空港に対して厳しい結果が付いていましたが、来年にはオープンスカイ(航空自由化)の動きもでてくるなど、今後も国内地方路線を増便していきながら、LCCの拡充、国際線の更なる強化と日本の基幹空港としての存在感をさらに増していけるよう、議会として空港対策特別委員会の委員として積極的に声を上げ、関係機関と連携し取り組んでいければと考えています。
千葉県議会議員
雨宮 しんご
Shingo Amamiya
- 昭和53年(1978年) 10月31日生 血液型/B型(さそり座)
- はくと幼稚園・成田市立吾妻小学校
- 吾妻中学校・平成3年「少年の翼に入団」中国国際交流
- 千葉県立富里高等学校
- ニュージーランドPapakura High Schoolへ1年間留学
- 高千穂商科大学・明治大学公共政策大学院(修士)
- 成田市議会議員 4期
- 第41代 成田市議会議長
- 第17代 関東若手市議会議員の会 会長
- 第33代 成田商工会議所青年部 会長
- 成田青年会議所OB
- 千葉県中小企業家同友会東総支部
- 千葉県富里高等学校同窓会 会長
- 中学校PTA会長
- 日本サーフィン連盟公認インストラクター
- 海上安全指導員
- ※歴任を含む