活動日誌

中台運動公園水泳プール改修事業増額補正は原案可決も付帯決議を付しました!

みなさんこんにちは、成田市議会議員の雨宮しんごです。

本日、改めて総務常任委員会が開催され、採決が見送られていた議案第23号 平成30年度成田市一般会計補正予算(第2号)について再審査が行われました。

 

結論から申し上げますと、原案通り可決しました。

 

それぞれの委員からこの間に提出された資料について縷々質疑がなされた後、中台運動公園水泳プール改修事業に係る継続費修正議案が提出されました。

 

「一度ゼロベースで見直し、何のためのプールで、誰のためのプールなのか、市民の声を聴いて始めるべきだ。」

 

という趣旨の提案理由には、まさにその通りであり、「この増額補正は最終的には市民納税者の重い負担となることを考えると、安易に容認すべきではない」と思いました。

 

ですが、中台プールは長く市民に親しまれ利用されてきた施設であり、完成から44年が経過している事実を考えれば、改修が不可欠であることは承知しているため、事業そのものをストップさせることになる修正案には反対の意を表明した次第です。

 

ただ、今回の増額補正に至る経緯については大いに疑問を持つものであり、執行機関に対して、事業執行のあり方についてより厳格にし、今後、議会と執行機関の信頼関係を損なう事態が生じることのないよう、次の事項を速やかに講じることを、厳に求めるため、私から、付帯決議案を提出させていただきました。

 

議案第23号 平成30年度成田市一般会計補正予算(第2号)に 対する附帯決議 

 

中台運動公園水泳プール改修事業に係る継続費の補正については、総事業費 が5億129万4千円増額されるというものである。

そもそも本件改修事業は、 総額11億8,268万5千円として当初予算に計上されたところ、今回の補正 額は総事業費の42.4%を占める額であり、もはや設計変更や追加工事とは言い難い。

また、今回の増額補正は、設計の過誤だけではなく、利用者の快適 性向上のための追加工事も必要となったためとのことであるが、なぜ当初予算に計上できなかったのか、なぜ今になって設計過誤による工事と一体となって 増額補正が計上されるのか、執行機関の説明は不十分と言わざるを得ない。

そもそも本件改修工事については、執行機関は、平成29年9月議会におい て改修工事の実施設計に係る補正予算を計上し、議会の可決を受けたにもかか わらず、平成29年10月から開始した平成30年度の当初予算編成時に実施 設計業務が未完成で、そのため実態に近い工事費を予算計上できなかったとの説明は、ひとえに本件改修工事の計画工程管理の杜撰さが招いた結果と指摘せざるを得ない。

今回の増額補正についても、最終的には市民納税者の重い負担となることを 考えると、安易に容認すべきではないが、当該プールは長く市民に親しまれ利 用されてきた施設であり、完成後40年以上経過している事実を考えれば、改修が不可欠であることは理解するところであり、この補正予算案を原案可決するものである。

しかしながら、今回の増額補正に至る経緯については疑問を持つものであり、 執行機関に対して、事業執行のあり方について、より厳格にし、今後、議会と 執行機関の信頼関係を損なう事態が生じることのないよう、次の事項を速やか に講じることを、厳に求めるものである。 

 

1.今後、執行機関の過誤による増額補正を提案することのないよう、計画性を持って執行すること。 

 

2.今回の増額補正額は、市民納税者の重い負担を生じさせるものであること を十分認識した上で、真に市民のために必要な改修工事となるよう、より最適な改修を進めること。 

 

3.今後、かかる事態を生じさせないためにも、本件増額補正が生じた原因を 検証し、その再発防止の徹底を図ること。 

 

4.本件改修事業については、その工程管理の甘さが目立つことから、その進捗状況について、適宜、議会に報告すること

 
 

全会一致で付帯決議は可決されました。

 

委員会でとってきた姿勢の通り、思うままに決議文をしたためたので、私のオリジナル原稿はゆうに↑の文章の倍以上、数倍は厳しい内容にしていました。

ですが、会派の皆さんたちからのアドバイスもあり、無駄な感情を廃したより良い決議文へと仕上がったと自負しています。

(私の原文がご覧になりたい方は、ご連絡いただければそっとお見せします。)

 

まだ委員会としての審査を終えただけですが、執行部においては、再発防止と事業推進に尽力いただきたいと思います。

 

おかげで、また一つ市の事業について詳細に知ることができました。

また44年後の中台プール改修時には、この知恵を生かせればと思います(笑)

 

さすがに精神的にも脳みそもぐったりでしたが、委員会を終えた後は成田ビューホテルへ。

 

NARITA空港圏青年交流会2018年度通常総会に出席し、空港圏の青年経済人の皆さんと意見交換させていただきました。

 

次年度も引き続き事務局としての任を仰せつかりましたので、微力ながら尽力、経済から見た空港圏の在り方についても注力してまいります。

 

それでは良い週末をお過ごしください。

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千葉県議会議員

雨宮 しんご

Shingo Amamiya

  • 昭和53年(1978年) 10月31日生 血液型/B型(さそり座)
  • はくと幼稚園・成田市立吾妻小学校
  • 吾妻中学校・平成3年「少年の翼に入団」中国国際交流
  • 千葉県立富里高等学校
  • ニュージーランドPapakura High Schoolへ1年間留学
  • 高千穂商科大学・明治大学公共政策大学院(修士)
  • 成田市議会議員 4期
  • 第41代 成田市議会議長
  • 第17代 関東若手市議会議員の会 会長
  • 第33代 成田商工会議所青年部 会長
  • 成田青年会議所OB
  • 千葉県中小企業家同友会東総支部
  • 千葉県富里高等学校同窓会 会長
  • 中学校PTA会長
  • 日本サーフィン連盟公認インストラクター
  • 海上安全指導員
  • ※歴任を含む

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