夜間飛行制限の緩和なくしてアジア主要空港に勝ち目なし
今日は私が行った一般質問について報告します。
基本的には、HPの議会活動に一般質問の内容をまとめて、
こちらには日々の雑感をブログにまとめているのですが
たまには取り上げてみようと思います。
日本の国際線の基幹空港である成田空港は、対羽田の構図も
さることながら、対アジア主要空港に目を向ける必要があります。
アジア主要空港の機能強化は顕著です。
たとえば、国策で進む滑走路3本の仁川空港では、2018年に
第2ターミナルが開業する予定です。
また、第4滑走路が今年供用となった上海・浦東空港では、
第5滑走路の建設が進んでいます。
さらに、中国は世界第2位の北京首都空港に続き、
2019年には北京大興空港オープンする予定です。
この新空港は滑走路4本で供用開始し、将来的には7本まで
増やす驚きの計画です。
これだけの機能強化に成田のライバルであるアジア主要空港は
取り組んでいます。
もちろん、国策として。
もちろん、24時間空港として。
翻って成田空港はどうでしょうか。
国からの予算がほとんどないことは言うまでもありませんが、
それに加え、運用時間も23時から翌6時までは発着が禁止
されています。
これに加え、22時台は10便までしか発着できないという発着制限も
あるため、このことが21時台にも影響しており、満足な飛行回数を
維持でておらず満杯状態となっています。
内陸空港なので、24時間運用すべきとまでは言いませんが、
発着禁止を24時に、そして、10便制限を23時に。
このように、1時間遅らせることができるだけでも成田空港には、
大きな効果が見込めます。
ですが、夜間飛行制限の緩和については、騒音地域の代表者委員会
から議論することさえ憚られるとして要望が上がっいます。
ただ、言えることは夜間飛行制限の緩和なくして
アジア主要空港に勝ち目なし。ということです。
成田空港は成田の屋台骨を担っており、空港の成長はそのまま
成田の成長に直結します。
だからこそ新たな環境対策について総意的な議論を行い、
早期結論を出すことこそが、空港競争にとっても、成田にとっても
重要なことになると考え、今後も機会のたびに発言してまいります。
成田市議会議員
雨宮しんご
千葉県議会議員
雨宮 しんご
Shingo Amamiya
- 昭和53年(1978年) 10月31日生 血液型/B型(さそり座)
- はくと幼稚園・成田市立吾妻小学校
- 吾妻中学校・平成3年「少年の翼に入団」中国国際交流
- 千葉県立富里高等学校
- ニュージーランドPapakura High Schoolへ1年間留学
- 高千穂商科大学・明治大学公共政策大学院(修士)
- 成田市議会議員 4期
- 第41代 成田市議会議長
- 第17代 関東若手市議会議員の会 会長
- 第33代 成田商工会議所青年部 会長
- 成田青年会議所OB
- 千葉県中小企業家同友会東総支部
- 千葉県富里高等学校同窓会 会長
- 中学校PTA会長
- 日本サーフィン連盟公認インストラクター
- 海上安全指導員
- ※歴任を含む