成田小菅地区開発について – 6月県議会での懸念が現実に
みなさんこんにちは、千葉県議会議員の雨宮しんごです。
6月の千葉県議会一般質問で取り上げた、成田市小菅地区で進められている大規模開発事業「共生日本ゲートウェイ成田プロジェクト」について、残念ながら懸念していた事態が現実となりました。
わたっしは6月議会で、以下の点を指摘しました。
・開発面積は46万平方メートル(東京ドーム約10個分)に及ぶ大規模事業
・既に3回にわたり工期が延伸
・国会答弁では工事進捗率はわずか2%程度との指摘
・成田空港の玄関口という重要な立地
このため、県に対して「成田市と連携した事業進捗の厳格な確認」を要望していました。
こうしたなか7月31日、不動産投資ファンド「みんなで大家さん シリーズ成田」の運営会社から、約4万人が参加しているとされる分配金の支払い遅延が発表されました。
投資残高:1,557億円
対象:18本のファンドのうち9本で配当遅延
突然の発表により、投資家の間では大きな動揺が広がっています。
この「シリーズ成田」の対象地は、成田空港近くの小菅地区です。
私は以前から、次のような懸念を持っていました。
・成田空港の玄関口という立地での開発遅延が地域のイメージを損ないかねない
・エアポートシティ構想の推進に悪影響を及ぼしかねない
このため、民間事業とはいえ、県や成田市として適切に進捗確認を行うことが不可欠だと要請していました。
県議会議員として以下を引き続き県に求めてまいります。
・成田市との連携強化
・事業進捗の厳格な確認
・必要に応じた適切な指導
また、今回の事態を教訓として、同様の大規模開発における許可後のフォロー体制についても、制度面での改善を検討していきます。
この問題は、およそ4万人ともいわれる投資家に影響を及ぼすだけでなく、成田空港周辺地域全体の発展にも関わる重要な課題です。今後も事実確認を進め、必要な対応を県に求めてまいります。
地域の健全な発展のため、そして投資家の皆さんの不安解消のために、引き続き全力で取り組んでまいります。
千葉県議会議員
雨宮 しんご
Shingo Amamiya
- 昭和53年(1978年) 10月31日生 血液型/B型(さそり座)
- はくと幼稚園・成田市立吾妻小学校
- 吾妻中学校・平成3年「少年の翼に入団」中国国際交流
- 千葉県立富里高等学校
- ニュージーランドPapakura High Schoolへ1年間留学
- 高千穂商科大学・明治大学公共政策大学院(修士)
- 成田市議会議員 4期
- 第41代 成田市議会議長
- 第17代 関東若手市議会議員の会 会長
- 第33代 成田商工会議所青年部 会長
- 成田青年会議所OB
- 千葉県中小企業家同友会東総支部
- 千葉県富里高等学校同窓会 会長
- 中学校PTA会長
- 日本サーフィン連盟公認インストラクター
- 海上安全指導員
- ※歴任を含む
