埼玉八潮市の事故を教訓に – 水道インフラの整備を!習志野市でも漏水発生
みなさんこんにちは、千葉県議会議員の雨宮しんごです。
先月発生した埼玉県八潮市での道路陥没事故以降、水道・下水道インフラの老朽化問題が全国的な注目を集めています。この事故では40億円もの補正予算が必要となったと報道されており、インフラ老朽化対策の重要性と緊急性が改めて突きつけられました。
◎県内でも相次ぐインフラ関連事故
そうした中、千葉県内でも続けざまに水道管関連の事故が発生しています。
・大網白里市での事故
11日未明には大網白里市の住宅地で水道管が破裂し、高さ約10メートルもの水柱が噴き出す事態となりました。周辺建物の窓ガラスが割れるなどの被害が出て、約20戸が一時断水。幸い人的被害はありませんでしたが、一歩間違えれば大事故になりかねない状況でした。
・習志野市での漏水
さらに昨日(2月12日)には、習志野市鷺沼の国道14号でも下水道管からの漏水が確認され、重要な幹線道路で片側交互通行の規制が実施される事態となっています。
これら一連の事故は、水道インフラの老朽化という「静かなる危機」が、今まさに表面化してきていることを示しているように感じています。特に懸念されるのは、人口減少地域における維持管理の問題です。利用者の減少による収入減で、必要な更新工事さえままならない自治体が出てくることが予想されます。
千葉県では、水道管の更新・耐震化を推進するための新たな補助事業を来年度予算案に盛り込んでいて、令和11年度までの5年間、国の補助に県独自の上乗せを行います。
ですが、これだけでは焼け石に水と言わざるを得ません。市町村の水道事業体への支援強化をはじめ、計画的な更新投資を可能とする財政支援の拡充、広域連携による効率的な維持管理体制の構築、予防保全型の維持管理への転換推進などを進めていく必要があると考えます。
八潮市の事故で40億円もの事後対応費用が必要となった事実は、予防的対策がいかに重要なのかを示唆しています。このような重大な事故を未然に防ぐためにも、速やかな調査と老朽化したライフラインの対策が必要です。
県民の皆様の安全・安心な生活を支えるライフラインの確保を最優先に、引き続き、実効性のある対策を働きかけてまいります。
千葉県議会議員
雨宮 しんご
Shingo Amamiya
- 昭和53年(1978年) 10月31日生 血液型/B型(さそり座)
- はくと幼稚園・成田市立吾妻小学校
- 吾妻中学校・平成3年「少年の翼に入団」中国国際交流
- 千葉県立富里高等学校
- ニュージーランドPapakura High Schoolへ1年間留学
- 高千穂商科大学・明治大学公共政策大学院(修士)
- 成田市議会議員 4期
- 第41代 成田市議会議長
- 第17代 関東若手市議会議員の会 会長
- 第33代 成田商工会議所青年部 会長
- 成田青年会議所OB
- 千葉県中小企業家同友会東総支部
- 千葉県富里高等学校同窓会 会長
- 中学校PTA会長
- 日本サーフィン連盟公認インストラクター
- 海上安全指導員
- ※歴任を含む
