2024春節に万全な備えを!
皆さんこんにちは、千葉県議会議員の雨宮しんごです。
2月10日から90億人が移動することが見込まれる2024春節を迎えるなか、今日は中国の旅行動向などについて専門家と意見交換する機会に恵まれました。
以下はそのメモになります。
●春節期間と中国の旅行市場の概要
2024年春節は2月10日から8日間、中国の旅行業界は2023年末から春節に向けた海外旅行商品の販売が活発化。
●日本への注目度の高まり
中国の旅行会社のヒアリングによれば、日春節における最も人気のある旅行先は「日本」であり、処理水問題などで冷え込んでいたが2023年11月の日中首脳会談を契機に進展がみられ訪日旅行回復に大きく寄与している。本番はこれから。
●中国人の訪日回復のシナリオ
JNTO統計によれば、2023年12月の中国からの訪日客数が前月比で増加しており、2024年中にはコロナ禍前の2019年を超え、過去最高を記録する予測。
●訪日者の旅行形態の変化
中国人の旅行形態が団体ツアーから個人旅行にシフトし着地型ツアーが主流になっている。
そのため日本に来てから団体となる「着地型・募集ツアー」の開発、告知PR、受入整備は、千葉県郊外のインバウンド需要を盛り上げるための起爆剤になり得るのではないか。
●訪日観光客ニーズをキャッチ。
中国人の訪日ニーズは、爆買いが一服し多様化。自然体験などが注目されている。特に「街歩き」は好評で、レトロな街並みや親子旅、教育体験プランは誘客コンテンツとして最適。
●課題と対策
日本でのホテルや専用バス&ガイドなどが圧倒的に不足している。
あらゆる分野における人材不足が深刻であり、これらの解消が求められる。
無論、中国市場に限らず、官民一体となってインバウンドの受け入れ対策に取り組む必要がある。
DMO、情報共有できる官民の枠組みが有効か。
●インバウンド回復から成長へ。
中国インバウンド市場は本年2024年は本格的な回復が期待される。
観光立国を目指す日本は、これらの課題に対処していくことで、政府目標の2030年6000万人の実現に向けて大きな歩を進めるべきだ。
その大きな一翼を担う成田国際空港を最大限に活用し、インバウンドを千葉県内へと誘客していくことが肝要だ。
概ね私の考えていた通りで、後はいかに政策や事業に落とし込んでいくかが課題になります。
精力的に取り組んでまいります。
千葉県議会議員
雨宮 しんご
Shingo Amamiya
- 昭和53年(1978年) 10月31日生 血液型/B型(さそり座)
- はくと幼稚園・成田市立吾妻小学校
- 吾妻中学校・平成3年「少年の翼に入団」中国国際交流
- 千葉県立富里高等学校
- ニュージーランドPapakura High Schoolへ1年間留学
- 高千穂商科大学・明治大学公共政策大学院(修士)
- 成田市議会議員 4期
- 第41代 成田市議会議長
- 第17代 関東若手市議会議員の会 会長
- 第33代 成田商工会議所青年部 会長
- 成田青年会議所OB
- 千葉県中小企業家同友会東総支部
- 千葉県富里高等学校同窓会 会長
- 中学校PTA会長
- 日本サーフィン連盟公認インストラクター
- 海上安全指導員
- ※歴任を含む