成田カジノ誘致!を打ち上げていた千葉県が方針撤回!
千葉県がカジノを含む総合リゾート誘致に向けた検討を今年限りで休止する方針と報道されました。
http://www.yomiuri.co.jp/local/chiba/news/20150206-OYTNT50363.html?from=tw
カジノを含む統合リゾート(IR)の誘致を巡り、県が新たな調査報告書をまとめ、カジノによる生活環境の悪化などの課題を列挙したことがわかった。県が誘致に向けた「旗振り役」を担った時期もあったが、トーンダウンが鮮明となった。県としての誘致検討は今年度限りで休止する方針。(田島大志)
IRを巡り、県は2012年、成田空港の振興策検討のために設置した戦略会議の提言で、「導入の検討は重要な課題」と位置付けていた。
今年1月にまとまった報告書によると、IRを導入しているシンガポールでは、税収増や観光収入などで、10年には年間約3300億円の経済効果が出た。県内への誘致では、東京に隣接している点や成田空港を抱えるなどの地域特性を生かせるとし、外国人旅行客の増加も見込めるとした。
カジノについては、「生活環境の悪化の恐れ」「ギャンブル依存症などの社会コスト」をデメリットとして挙げた。カジノ以外の目的でも使われる大型複合施設建設も、「地元商店からの顧客流出の恐れがある」と指摘した。一方で、カジノが導入された場合の経済効果の想定は、460億~2300億円と示された。
報告書は「経済効果や課題などを整理し、地域住民との合意形成を図ることが重要。各市町村は報告書を有効に活用してほしい」と結ばれている。既に全市町村に配布済みという。
IRの関連法案は与党内の慎重論などから国会審議が進まず、昨年の衆院解散で廃案となっている。県政策企画課は、誘致検討を休止する理由を「法案を巡る現状を踏まえて判断した」としつつ、「報告書は市町村向けの『参考書』として作成した。誘致したい市町村に協力しないということではない」との姿勢を示している。
千葉県はこれまで、成田空港周辺へのカジノ施設の誘致を導入・検討
していくとしてきましたが、このほど県が新たにまとめた報告書によると、
カジノについては、当時から指摘されていた青少年の健全育成への
懸念や生活環境の悪化、ギャンブル依存症などデメリットが色濃くなり
今回の方針になっています。(昔から指摘されてきたことを改めて。。。)
ちなみに、カジノの可能性は残していて、導入された場合の経済効果
想定を460億~2300億円としています。
成田市では、一部の経済団体や議会メンバーから、積極的な声が
聞こえて来ていますが、市としては方針を定めておらず具体的な動きは
まだ見せていません。
一方で、千葉市においては、市議会でIR議連が立ち上がるなど
積極的で、幕張新都心へのカジノ誘致計画について市民説明会も
開催するなどをしています。
今回の件、これまで千葉県としては成田市を決め打ちして
きましたが、その動きをまったく見せない成田、一方で、
活況な動きをみせる千葉市という状況を鑑みて、軌道修正。
県としては『いったん仕切り直しで中立的な立場を保とう。』
というのが本音ではないかな。
と思います。
成田市議会議員
雨宮しんご
千葉県議会議員
雨宮 しんご
Shingo Amamiya
- 昭和53年(1978年) 10月31日生 血液型/B型(さそり座)
- はくと幼稚園・成田市立吾妻小学校
- 吾妻中学校・平成3年「少年の翼に入団」中国国際交流
- 千葉県立富里高等学校
- ニュージーランドPapakura High Schoolへ1年間留学
- 高千穂商科大学・明治大学公共政策大学院(修士)
- 成田市議会議員 4期
- 第41代 成田市議会議長
- 第17代 関東若手市議会議員の会 会長
- 第33代 成田商工会議所青年部 会長
- 成田青年会議所OB
- 千葉県中小企業家同友会東総支部
- 千葉県富里高等学校同窓会 会長
- 中学校PTA会長
- 日本サーフィン連盟公認インストラクター
- 海上安全指導員
- ※歴任を含む