成田国際空港の国内線運用状況はコロナ禍前の46%まで回復。B誘導路改修工事で本格的な需要へ備え。
みなさんこんにちは、成田市議会議委員の雨宮しんごです。
今日は空港対策・機能強化等推進特別委員会、教育民生常任委員会が開催されました。
空港対策・機能強化等推進特別委員会において空港の運用状況について報告がありました。
わかってはいるものの、国際線旅客数は厳しい状況にあります。
【旅客便の動向】
国際線は、東京2020オリンピック開催に伴う入国等や引き続きの生活需要増により、発着回数・旅客数が前年同月比でそれぞれ74%、89%の増加となりました。
国内線も、状況は依然厳しいものの、夏季需要における復便・増便により、コロナ禍前である前々年に対し、発着回数は6割弱まで、旅客数は5割弱まで改善しました。
【貨物便の動向】
国際線貨物便の発着回数は、国際線旅客便の運休・減便により貨物スペースが減少し、国際線貨物臨時便が多数運航されたことで好調を維持し、7月として過去最高となりました。
国際航空貨物量は、主に自動車製造に使われるプラスチック・非鉄金属等の荷動きや、コロナ禍において、医薬品や半導体製造装置等の荷動きが好調であったことから、7 月として過去最高を更新しました。
オリンピック&夏休みということで、持ち直してきているような気もしますが、コロナ禍前の一昨年同月比で比較すると依然として厳しい状況で、総旅客数は87%減、この内、国際線旅客数は94%減、日本人旅客数は97%減、外国人旅客数95%減となっています。
一方で、国内線旅客数は54%減と回復基調で、貨物にいたっては28%増と絶好調です。
以上コロナ禍で厳しい運用状況ですが、このタイミングを使ってB誘導路の改修工事を進めていくようです。
B滑走路と平行に設置されているB誘導路の老朽化が著しいことから、本格的な需要回復に備えて誘導路を終日閉鎖して昼間施工、工期短縮を図ることで早期改修を図るようです。
ワクチン接種の進捗がどうなるか、新たな変異株の発生により感染拡大しないかなどの懸案もありますが、アフターコロナを見据えた航空需要に対応できるよう、着実に準備が進められていることに頼もしさを感じました。
一日も早く成田空港に賑わいが戻ってくることを願ってやみません。
それではまた明日。
千葉県議会議員
雨宮 しんご
Shingo Amamiya
- 昭和53年(1978年) 10月31日生 血液型/B型(さそり座)
- はくと幼稚園・成田市立吾妻小学校
- 吾妻中学校・平成3年「少年の翼に入団」中国国際交流
- 千葉県立富里高等学校
- ニュージーランドPapakura High Schoolへ1年間留学
- 高千穂商科大学・明治大学公共政策大学院(修士)
- 成田市議会議員 4期
- 第41代 成田市議会議長
- 第17代 関東若手市議会議員の会 会長
- 第33代 成田商工会議所青年部 会長
- 成田青年会議所OB
- 千葉県中小企業家同友会東総支部
- 千葉県富里高等学校同窓会 会長
- 中学校PTA会長
- 日本サーフィン連盟公認インストラクター
- 海上安全指導員
- ※歴任を含む