活動日誌

プラナイフ&フォーク・ホテルアメニティも有料化!?プラスチック資源循環促進法案の前にレジ袋有料化の検証を!

みなさんこんにちは、成田市議会議員の雨宮しんごです。

 

政府が、プラスチックごみの削減やリサイクル強化に向けた「プラスチック資源循環促進法案」を閣議決定しました。

 

 

具体的には、メーカーなどが務めるべき環境配慮設計に関する指針を策定して認定制度を新設するとしていて、小売業者や飲食店などには使い捨てのスプーンやストローなどプラスチック製品の提供の削減を求めるとしています。(2022年度の施行に向け、今国会で成立を目指す模様。)

 

溜息しか出ません。

ビニール袋の有料化に続き、また、国民に負担を強いようとするんですね。

 

ちなみに、環境省によると先行的に行われたレジ袋の有料化によって、レジ袋の10%程度の減少を見込んでいるそうで、廃プラ全体の0.002%(180t)にしか相当しません。。。

 

やばくないですか?

これほど国民に負担感を与えながら、政策効果めちゃくちゃ低いって、さすがにセンスがなさすぎるんですけど。

 

国民の意識の醸成を図りたいという考えは否定しませんが、政府がおこなったのは分析ではなくアンケートのみです。

 

 

アンケート内容も、質問がさもレジ袋の有料化が適切と誘導しているようなモノばかりで得るものはありません。

 

個人的にはコロナ禍ということもあるし、衛生的にもマイバックはあまり気が進まず、また習慣的に買い物をしないことからエコバックを持ち歩いていないので、ふらっとお店に入ることがほとんどです。

 

すると、有料レジ袋を購入することになるのですが、サービスだったものが有料化されたことにより、なんとなく手で持てる量しか買わなくなってしまったんですよね。(せこいんですかねぇ?)

 

恐らく、こうした心理が働くのは私だけではないはずです。

コロナ禍で経済低迷中にもかかわらず、購買意欲を減退させる政策は実施すべきではないとわたしは思います。

 

環境問題に取り組むのであればカーボンニュートラルを目指すなど、ほかにいくらでも政策効果が高い取り組みがあります。

 

政策効果、事業者の負担軽減、消費者の負担感、消費者の購買意欲の低下・・・それぞれの側面から分析し、最適な政策を推進するべきだと思います。

 

そうしたことも分析・検討せずにだと、なんとなく環境問題に取り組んでいますアピールにしか見えないんですよね。

 

プラスティックスプーンやフォーク、ホテルのアメニティ有料化・・・。

本当にやるべきですかね?

 

不便な国になっちゃうなぁ。

それではまた明日。

 

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千葉県議会議員

雨宮 しんご

Shingo Amamiya

  • 昭和53年(1978年) 10月31日生 血液型/B型(さそり座)
  • はくと幼稚園・成田市立吾妻小学校
  • 吾妻中学校・平成3年「少年の翼に入団」中国国際交流
  • 千葉県立富里高等学校
  • ニュージーランドPapakura High Schoolへ1年間留学
  • 高千穂商科大学・明治大学公共政策大学院(修士)
  • 成田市議会議員 4期
  • 第41代 成田市議会議長
  • 第17代 関東若手市議会議員の会 会長
  • 第33代 成田商工会議所青年部 会長
  • 成田青年会議所OB
  • 千葉県中小企業家同友会東総支部
  • 千葉県富里高等学校同窓会 会長
  • 中学校PTA会長
  • 日本サーフィン連盟公認インストラクター
  • 海上安全指導員
  • ※歴任を含む

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