関東若手市議会議員の会 第一回公式研修をリモート開催。オンライン議会、議会連携という課題。
みなさんこんにちは、成田市議会議員の雨宮しんごです。
この9月から関東若手市議会議員の会の会長を仰せつかっているのですが、本日、この間準備を進めてきた第一回関東公式研修を開催しました。
山梨エリアの皆さんによる設営となった第一回研修は、コロナ禍を踏まえリモート研修にしたのですが、全国各地80名以上のメンバーが集まるなど盛況でした。
講演には、議会人なら知らない人がいないほど有名で、議会改革を考えるにあたっては、氏の著書を一度は必ず手するという、地方議会のあるべき姿(議会改革)について研究されている、山梨学院大学大学院 社会科学研究科教授の江藤俊昭氏に登壇いただきました。
講演では、コロナ禍で浮き彫りとなった地方議会の課題として、いくつかの指摘をいただきました。
・議会版BCP(業務継続計画)を策定すべき
・オンライン議会を検討すべき
・議会間・議員間ネットワークの形成を推進すべき
・住民と歩む議会の推進
(住民の声の反映、議会報告会の在り方、紙媒体、メール、電話、オンラインの活用)
・一部、会派ではなく議会としての政策提案をする
これら課題について成田市議会ではというと・・・
・議会版BCPは策定済み、災害対策会議を適宜開催
・広報広聴委員会において議会報告など住民への説明責任などその在り方について検討いただいています。
・また、9月議会においては成田市議会として成田市に決議を行い、政策提案を行いました。
以上のように、コロナ禍において成田市議会として対応してきた一方、
・オンライン議会
・議会間・議員間ネットワーク形成(災害時対応など)
については具体的な検討はされていません。
オンライン議会については、オンラインありきではなく、様々な状況下においても出来るだけ対面で会議を開催できる方法を模索している段階で、それらが整理され次第、オンライン化の検討が行われることになると思います。
また、議員間ネットワークという意味では、それぞれ個個の対応となっていて、私であれば若手市議会議員の会の災害部会やメンバー達となるでしょうか。
また、議会間での災害時連携については、初めての視点だったこともあり、その必要性を含め今後勉強していきたいと思います。
続いて、元ANA国際線チーフパーサーの菅又蒼圭美さんに講演をいただきました。
本当に楽しい講演で、航空会社CAによるコミュニケーション術や、言葉の伝え方、プレゼンテーション能力を高める方法について実演を交えながら教授いただきました。
研修会終了後も、白熱した議論を交わす役員会も開催され、役員の皆さんからのご指摘やご意見には、多くの学びを得ることができました。
午前中の準備から始まったリモート公式研修は19時過ぎまで続き、流石に座りっぱなしで疲れましたが、収穫の多かった一日。
設営いただいた山梨エリアのみなさん、役員の皆さん、参加いただいた若市議メンバーのみなさん、ありがとうございました。
ふぅ。ちょっとジョギングに行って汗をかいてリフレッシュしてきます。
それではまた明日。
千葉県議会議員
雨宮 しんご
Shingo Amamiya
- 昭和53年(1978年) 10月31日生 血液型/B型(さそり座)
- はくと幼稚園・成田市立吾妻小学校
- 吾妻中学校・平成3年「少年の翼に入団」中国国際交流
- 千葉県立富里高等学校
- ニュージーランドPapakura High Schoolへ1年間留学
- 高千穂商科大学・明治大学公共政策大学院(修士)
- 成田市議会議員 4期
- 第41代 成田市議会議長
- 第17代 関東若手市議会議員の会 会長
- 第33代 成田商工会議所青年部 会長
- 成田青年会議所OB
- 千葉県中小企業家同友会東総支部
- 千葉県富里高等学校同窓会 会長
- 中学校PTA会長
- 日本サーフィン連盟公認インストラクター
- 海上安全指導員
- ※歴任を含む