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新型コロナウイルス感染症に関する 成田市の対策状況

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2020年3月25日更新

-news-

成田市でも罹患者が確認されました。 

 

千葉県の罹患者としては53例目となります。

【患者(千葉県内53例目)の概要】 

 

年齢 50代
国籍 オーストラリア
性別 男性
居住地 成田市
世帯構成 単身
症状/経過 3月2日~17日:タイ王国に渡航。
3月17日:発熱が出現。
3月23日:県内医療機関Eを受診し入院。検体採取(鼻咽頭ぬぐい液・喀痰)。
3月24日:検査の結果、陽性と判明。
行動歴 発症前2週間以内に肺炎患者との明確な接触は確認されていない。
職業 会社員
濃厚接触者への対応 他自治体を含む保健所による健康観察を実施

罹患者が確認された場合、居住自治体が対応することになるので今事例を成田市が対応することになるのですが、成田市在住でありながら、外国人の方で単身ということ、また、恐らくタイで罹患されたことなど行動歴から考慮すると、市中感染ではなさそうです。
いずれにしても引き続き、情報を収集し、感染症発生の予防及び拡大の防止に取り組んでまいります。

 

2020年3月21日更新

-news-

成田市議会として新型コロナウイルス感染症対策について政府に意見書を提出することになりました。
新型コロナウイルスの感染拡大により、社会活動が停滞し、観光客も激減、各種イベントにおいても中止・延期、規模縮小と成田市においても深刻な影響が出ています。 

 

また先日3月5日には、政府が中国と韓国からの航空便の到着空港を成田空港と関西空港に限定し、入国から2週間、指定場所での待機を要請されました。
成田空港を擁し、空港や関連施設従事者が多いことからも、成田市は市民の安全に対して国に最大限の配慮を求めるべきであると考えます。
成田市には感染症指定医療機関である成田赤十字病院もあり、さらに、4月1日に開院予定だった国際医療福祉大学成田病院も、感染症患者の拡大に対する病床の確保という政府の緊急対策に応じ、開院を前倒しして対応に当たっています。
このことを心強く感じる一方で、不安を抱かれる市民も少なくなく、万全な感染予防対策が求められることから、議会として意見書を取りまとめました。

2020年3月12日更新

-news-

①市の新型コロナウイルス感染症対策の対応状況と、今回の政府要請を受けての市の対応について

まず、市の新型コロナウイルス感染症対策の対応状況についてでございますが、本市では、1月29日に新型コロナウイルス感染症警戒本部を設置、2月28日には、県内の感染者の発生状況等を踏まえて、新型コロナウイルス感染症対策本部を設置いたしました。
これまで、2回の警戒本部会議と6回の対策本部会議を開催し、「市主催イベント開催の対応について」、「施設の運営方針について」、「小中学校等の一斉休校にかかる対応について」、「福祉施設等におけるマスク不足への対応について」「職員の健康管理、感染症予防について」などの検討を行い、市民の皆様などへ必要な情報を随時発信できるよう取り組んでいるところでございます。
また、保育園、児童ホームについては、学校の休校にかかわらず、現在も児童の受入れを行っております。今後の感染の発生や、拡大の状況よっては、休園する可能性もあります。
施設における新型コロナウイルス感染症の予防といたしましては、手洗い、うがい、室内の消毒を徹底するとともに、児童の体調の変化に素早く気付けるよう、日頃の健康観察には、今まで以上に細心の注意を払っております。
また、職員へは出勤前の検温など、健康観察を義務付けるとともに、さらに外部からの感染を防ぐために、保護者や委託業者の方へも感染予防に努めるよう引き続き、周知徹底してまいります。
次に、今回の政府要請を受けて、本市の対応についてでございますが、政府は、今後おおむね10日間、イベント等の自粛について延長する要請がなされました。
本市では、市が主催するイベントにつきましては、2月28日の対策本部会議において、主に高齢者や小さいお子さんが参加されるイベント等については、3月末まで自粛することとしております。 
 

②国際医療福祉大学成田病院の前倒し開院に伴う住民説明会及び周知方法について、また、大学や厚労省との情報共有や連携体制の構築について

まず、国際医療福祉大学成田病院の前倒し開院にかかる住民への周知についてですが、3月9日の総務常任委員会で報告させていただいた後、畑ケ田区、川栗区等周辺地区の区長様には電話連絡にて、報告をさせていただいております。
その後、3月11日より、成田ケーブルテレビのニュース番組において、市長からもお知らせいたしました。
今後、3月13日には大学におきまして、市内全域を対象に新聞折込による開院案内を行うとともに、市といたしましても、3月15日の区長回覧において、病院周辺地区に対して、3月9日以降に明らかになった病院の外来機能や入院機能についても加えて、開院前倒しのお知らせをいたします。
もとより、同病院は、感染症病床を運営するための適切な機能が整った施設であり、訓練を受けた医療スタッフが従事いたしますので、新型コロナウイルス感染症患者の受入れがあった場合でも、問題はないものと考えておりますが、市としても万全な安全管理の徹底をお願いしているところでございます。
こうしたことに加えて、集会・イベント等の自粛という新型コロナウイルス感染拡大防止の配慮も必要なことから、本市及び大学において、住民説明会を開催する予定はございません。
次に、情報共有や連携体制の構築についてでございますが、今回の病院開院の前倒しは、感染症患者の拡大に対応する病床数の確保という政府の緊急対策を受けて決定されたものであり、国家の危機管理であり、社会的な要請であります。
本市では、現状におきましても、千葉県、国際医療福祉大学と緊密に連携しているところでございますが、今後も適切な情報共有を図ってまいります。 
 

③児童生徒たちの休校などの対応について

3月4日から3月13日まで、市内の各小・中・義務教育学校では臨時休校の措置を取っているところですが、現在、児童・生徒、学校職員並びにそのご家族の皆様にも新型コロナウイルスに感染された方は一人もいないこと。児童ホームや保育所は開設中であることから学校においても以下に述べる6点を特に留意し、でき得る限りの感染防止策を講じながら児童、生徒の活動を行うことは可能ではないかと判断し、3月16日(月)より学校を再開することといたします。
学校の再開にあたっては、児童生徒、教職員はもちろんのこと、その家族においても健康管理に十分配慮し、少しでも異常を感じた際は、登校を控えるなどの慎重な対応が必要なことを申し添えたうえで実施するものです。 

 

  • 1 休み時間ごとに教室内の換気を行い、新鮮な空気を室内に入れる。
  • 2 教室内でのグループ学習は行わず、全員が正面黒板等一方向を見るような位置で学習する。給食時の机の配置も同様とする。
  • 3 体育学習は、体育館では行わず、校庭など、校舎外での学習とする。
  • 4 音楽や家庭科の調理実習のような授業は行わないものとする。
  • 5 登校後や外から入室するとき、また給食前など、必ず手洗いを行う。
  • 6 授業は5時間授業とし、部活動は行わず下校とする。
 

④観光への影響について

観光への影響についてでありますが、本年1月の成田山新勝寺三が日の初詣客は、前年比4万人増の318万人となり全国1位になるなど、好調な滑り出しでありましたが、その後、中国武漢での新型コロナウイルス感染症発生による旅行制限などを受けて、2月15日から3月1日まで開催されました「梅まつり」では、例年の6割程度の来場者数となっております。
また、成田市観光協会や新聞報道などによりますと、新型コロナウイルスの影響により表参道の飲食店や土産物店では、1月下旬ころから客足が徐々に減り始めており、現在の売上は例年より7割から8割落ち込んでいるとのことであります。
 

⑤政府の緊急財政措置における市の役割と、市としての独自支援策などの検討、そのために要する市の財政出動について

政府において,「新型コロナウイルス感染症に関する緊急対応策」として,3月10日付けで令和元年度一般会計の予備費等を活用し、4,308億円の大規模な緊急対策を閣議決定したところであります。
この対策により生じる地方負担に対しては,特別交付税の措置など,財政措置を講ずることとされており,具体的な支援策として,「放課後児童クラブで追加的に発生する経費への支援」,「休業により負担が発生する学校給食費に対する支援」のほか,様々なメニューが挙げられております。
本市において既に対策を講じているものについては,国からの必要な支援が受けられるか改めて精査するとともに,今後,国の支援も活用しつつ,どのような対策を講じることができるか,検討してまいります。
 

以上となります。
いずれの情報も、更新時点でのものであり、今後の状況次第では変更があり得ることはご理解ください。後に私のホームページにもアップしていきます。
対応いただいた担当部局のみなさん、議会中&感染症対策に奔走されるでの丁寧なご対応ありがとうございました。

 

 

2020年3月3日更新

-news-

①一斉臨時休校へと踏み切ったのはどうしてですか。

国の要請を受け、近隣市町同様に、成田市においても必要最小限の休校処置を取ることといたしました。
ただ、子どもたち一人ひとりの安全な居場所の確保や、各家庭の状況を踏まえた対応を行うためには一定の時間が必要であると考え、3月2日と3日については通常の登校日としました。
(多少、わたしが文言を修正しています。)
 

② 私立幼稚園、保育園などの対応はどうなりますか。

私立幼稚園につきましては、国からの要請、市の小中学校の対応について伝えておりますが、休園等につきましては各幼稚園の判断となります。
なお、大栄幼稚園につきましては、通常通り行います。
次に、保育園につきましては、通常どおり開所しておりますが、今後の感染拡大等の状況によっては、国や県からの要請などに基づき、閉所する可能性があります。
 

③臨時休校中の児童生徒の過ごし方についてどう考えているのでしょうか。

臨時休校中の過ごし方については、自宅学習を基本とし、外出はできるだけ控える等、各学校において休校中の過ごし方について記した文書を配布するよう伝えております。
また、日中児童生徒のみになる家庭においては、来訪者や電話など安全に関する指導を特に徹底するよう各学校に依頼しております。 
 

④授業時間数と学び残しへの対応はどう考えているのでしょうか。

まず時期が3月ということなので、卒業学年においては、ほぼその学年で学習する内容は終了しており、多くの学校は復習に時間を割いている時期となります。
また、卒業学年以外につきましては、現状では16日から登校が可能なため、可能な限り授業時数を確保し、学び残しが生じないよう努めてまいります。 
 

⑤臨時休校期間中の学習についてどう考えているのでしょうか。

3月2日、3日の2日間において、各学校で学習状況に応じた課題を出しており、具体的には各学校で使用しているドリルやワーク、さらに担任が作成したプリント等を活用するようにしているところです。学校では、本の貸し出しも行っており読書にも取り組めるよう配慮しております。
また、県が作成しているちばっこチャレンジ100や成田市で取り入れている英検対策ソフト(英検CAT)も活用するよう呼びかけております。
 

⑥市内各高等学校の対応はどうなっているのでしょうか。

県立高等学校は、設置者が千葉県教育委員会ですので、県からの通知により対応を行っております。
なお、市内の各学校の対応は以下の通りです。(3月6日現在) 

 

  • 市内各高等学校の休校等対応状況
  • 成田国際高校 
    5日は自宅学習 3月6日卒業式は実施
  • 下総高校   
    24日まで自宅学習
  • 成田北高校  
    24日まで自宅学習
  • 成田高校  
    24日まで自宅学習
  • 成田高等学校 
    24日まで自宅学習
  • 成田西陵高校 
    24日まで自宅学習
 

⑦卒業式の運営については、参加者、在校生、合唱などどのような運営をされるのでしょうか。

卒業式については実施する予定です。ただし休校中の卒業式の参加者は、卒業生と保護者のみの参加とし、その場合であっても保護者につきましては、手指消毒しマスクを着用して参加して頂くよう指示しております。
また、16日以降の卒業式の実施についても、同様の扱いとしますが、学校の状況に応じて在校生の参加を認める方針です。 
 

⑧児童ホームの感染防止対策をどうされるのでしょうか

児童ホームでは小学校の休校期間中も通常どおり開所いたしますが、感染防止の観点から、できる限り家庭での見守りをお願いするとともに、利用にあたっては、施設での感染を防ぐため、児童の健康観察を実施いたします。
また、施設内では、うがい、手洗い、咳エチケットなどを徹底し、対応してまいります。
 

⑨児童を学校で受け入れる方針と教育長から説明がありましたが、具体的な対象学年、意思確認方法、その時の児童の用意(お弁当など)、預かり時間での過ごし方、感染予防対策をどうするのでしょうか。

児童ホームは、延長預かりを含め、7:30~19:00で実施する予定です。
また、児童ホームを利用されていないご家庭で、どうしても子どもの対応ができないご家庭については預かり自習を行う予定です。
・預かり自習の実施期間は、4日から13日の8:00~14:30としております。
・預かり対象学年につきましては、小学校3年生以下および、特別支援学級在籍児童となります。
・意思確認方法につきましては、本日(2日)希望確認の文書を保護者に配布し、3日に取りまとめます。
・児童の用意(お弁当など)につきましては、弁当、水筒、学習用具、マスク、健康観察表等としています。
・預かり時間での過ごし方については、持参した学習課題を取り組み、教員は「自習を見守る」体制で行います。
・感染予防対策としましては、家庭においては健康観察の実施と健康観察表の提出、マスクを持参することと、学校では定期的な換気の実施、手洗いの励行を行うことで感染予防に努めます。
 

⑩部活動や大会などの実施についてはどうなるのでしょうか。

臨時休校中において部活動は実施しません。また、各大会においては主催者側でほぼ中止しているようです。
 

⑪市民への夜間体育館利用はどうなるのでしょうか。

市民の夜間体育館利用につきましては、市内小中義務教育学校の臨時休校と併せて、3月4日(水)から3月15日(日)の間、学校体育施設の開放を停止します。なお、3月16日(月)以降につきましても、状況によっては開放停止期間を延長する場合があります。
 

⑫給食費の返金についてはどう考えているのでしょうか。また、既に発注済み食材のフードロスへの対策は検討されていますか。

給食費につきましては、3月の配食の結果をもって給食を食べられた方に請求いたします。
今回は、3月の配食回数が7回(3月2日、3日、16日~19日、23日)となりますことから、配食数7回に給食費の一食当たり単価(小学校が270円、中学校が310円)を乗じて算定し、4月に請求いたします。
発注済食材については、納入業者と協議調整の上、できる限り無駄のないようにいたします。
一部の食材はキャンセルできない場合がありますが、4月の献立で利用することを検討するなど、できる限り無駄のないようにいたします。
 

以上となります。
いずれの情報も、更新時点でのものであり、今後の状況次第では変更があり得ることはご理解ください。後に私のホームページにもアップしていきます。
対応いただいた担当部局のみなさん、議会中&感染症対策に奔走されるでの丁寧なご対応ありがとうございました。

 

 
詳しい県政活動はこちら あましんレポート
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