年功序列の論功行賞による大臣人事は見直すべき。
みなさんこんにちは、成田市議会議員の雨宮しんごです。
三月定例会議の足音が聞こえてきたこの頃ですが、国会では一足先に予算委員会で審査が行われています。
テレビをつけながら庶務をしていると、公文書管理を巡る質疑においては北村担当大臣が答弁できず、それに怒った野党議員が次々と退室するという事態に。
北村地方創生相 明確に答弁できず 野党週明け追及へ #nhk_news https://t.co/2gR5w3xoHr
— NHKニュース (@nhk_news) February 7, 2020
率直に申し上げて、北村大臣の答弁と知識レベルがいくらなんでも酷すぎます。
首相は、しかるべき立場・能力の政治家を国務大臣に選任していかなければ、さらなる致命傷を負うことになると思います。
ですが、野党も野党です。
理由がどうあれ、退室や審議拒否をして委員会を止めるべきではないと思います。
そもそも彼らの質問はどこかクイズのようですし、答えられないことに喜々としている姿からは「大人のいじめ」のような不快感を覚え、改めて、議論の深化とは違うところに重きが置かれているのだと感じました。
桜を見る会はさておき、新型コロナウイルス対策など刻々と状況が変わり、迅速な対応や情報発信が求められる中において、国会を停滞させることに何の意味があるのでしょうか。
野党はまず現状の体制を受け入れ、その上で今の立場から日本の抱える問題に真剣に向き合って議論を深めながら日本を導き、国民の理解を得ながら政権交代に耐えうる力をためていかれるべきではないかと思います。
ですが、こんな声は決して届くことなく、格好のターゲットを見つけた野党は、引き続き集中砲火を北村大臣に浴びせ、国会がまた停滞する事態になるのだと思います。
適性の問題などについて別の場所でやっていただくなら大いに構いませんが、国の予算を彩る委員会において、せめて国民を導く議論をお願いしたいものです。
生産性のない議論は国民にとっては不幸です。
石破茂ブログより 引用
今日の予算委員会の一般質疑は「桜を見る会」に関する公文書管理についての北村誠吾担当大臣の答弁で紛糾し、結局休憩のまま散会になってしまいました。北村大臣は人格の優れた気骨のある方で、私はかねてより敬愛しており、ご自身が大臣として対応していた時のことでもない「桜を見る会」関連で追及されているのを見ると同情を禁じ得ません。
大臣になった以上は、ブログのような理由で逃げることは許されないと思いますが、北村大臣への評価は石破さんの仰る通りなのでしょう。
知り合いに北村大臣のことを伺っても、「気の優しいおじいちゃん」という評価でした。
ここで話しを戻しますが、「良い人」であることと「良い政治家」は必ずしもイコールではありません。
高度経済成長期のように「良い人」がトップになって笑顔を振りまいていれば良かったような時代はもうとっくに終焉しています。
国務大臣の選任にあっては、どうか年功序列の論功行賞人事を見直していただき、若くとも能力に見合った方を抜擢していただきたいと、国民の一人として願うばかりです。
そろそろ仕事に戻りますか。
それではまた明日!
千葉県議会議員
雨宮 しんご
Shingo Amamiya
- 昭和53年(1978年) 10月31日生 血液型/B型(さそり座)
- はくと幼稚園・成田市立吾妻小学校
- 吾妻中学校・平成3年「少年の翼に入団」中国国際交流
- 千葉県立富里高等学校
- ニュージーランドPapakura High Schoolへ1年間留学
- 高千穂商科大学・明治大学公共政策大学院(修士)
- 成田市議会議員 4期
- 第41代 成田市議会議長
- 第17代 関東若手市議会議員の会 会長
- 第33代 成田商工会議所青年部 会長
- 成田青年会議所OB
- 千葉県中小企業家同友会東総支部
- 千葉県富里高等学校同窓会 会長
- 中学校PTA会長
- 日本サーフィン連盟公認インストラクター
- 海上安全指導員
- ※歴任を含む