会派政友クラブ韓国視察 ~初日~ 5本目の滑走路も視野に機能強化がすすむ仁川空港を視察しました。
みなさんこんにちは、成田市議会議員の雨宮しんごです。
今日から三日間、会派政友クラブで韓国の視察に来ています。
(この間、更新が滞ってしまい帰国後のUPです。)
(花束をもらう政友クラブ 宇都宮 会長)
成田空港から大韓航空から、仁川国際空港の第2旅客ターミナルに到着すると、姉妹都市である仁川市中区の職員の方々によるお出迎えいただきました。
視察では最終日に中区への表敬訪問を控えているのですが、なんとも手厚い歓迎をいただきました。(中区のことは最終日に記載したいと思います。)
●仁川空港の視察
平昌オリンピック開幕を契機に昨年2018年1月18日にオープンした第2旅客ターミナルのオープンにより、年間7200万人の旅行客の利用が可能となるアジアを代表する空港へと躍進したのですが、オープンしたばかりということもあり、とてもきれいで開放感のあるターミナルでした。
天然の緑や水が流れていたりと、近代的な建物である一方で渡航前の憩いの場としても配慮された作りになっていました。(オープンから一年ということもあり、床に「D」が映るほどきれい♪)
仁川空港の年間発着回数は34.3万回と、成田国際空港の25万回を大きく上回っています。
「2001年の開港以来仁川空港は、ずっと、成田空港を見習ってきた・・・」と、ご謙遜された説明を受けたのですが、空港規模、発着回数、その他含め今では「成田空港が仁川空港に追いつこうと努力している状況」と言えるでしょう。
滑走路も4000m、3750m、3750mの3本の滑走路を有しており、それにとどまることなく、4本目の滑走路を建設中、そして、現在のゴルフ場に5本目の滑走路も整備できる用地を確保していて、将来的には第五滑走路の計画も視野に入っているとのことでした。
国策としてどんどん機能強化が進む仁川空港。
成田国際空港においても、昨年の四者協議会によりさらなる機能強化が決まり、三本目滑走路の建設やB滑走路の延長、夜間飛行制限の緩和などが盛り込まれました。
わずか一年ほどで用地買収も92%から合意が得られるなど一気に進みましたが、のこりの8%、むしろここからが交渉の勝負所であり、また、その後も建設に入るまでには、環境アセスメントにおける埋蔵文化財調査に数年かかる見込み・・・と仄聞しています。
近隣アジア諸国の空港機能強化が著しく進展する中においては、成田国際国際としてもスピード感をもって前に進めていかなければなりません。
また、写真はありませんが、自動チェックイン機はもちろん、自動手荷物預け機、そして、顔認証など最先端技術が導入、運用されておりファストトラベルが推進されていたことも印象的でした。
仁川空港を視察し、アジアの躍動感と空港機能強化の進展スピードを肌で感じるとともに、改めて危機感を覚えた次第です。
それでは、次の視察へ!
千葉県議会議員
雨宮 しんご
Shingo Amamiya
- 昭和53年(1978年) 10月31日生 血液型/B型(さそり座)
- はくと幼稚園・成田市立吾妻小学校
- 吾妻中学校・平成3年「少年の翼に入団」中国国際交流
- 千葉県立富里高等学校
- ニュージーランドPapakura High Schoolへ1年間留学
- 高千穂商科大学・明治大学公共政策大学院(修士)
- 成田市議会議員 4期
- 第41代 成田市議会議長
- 第17代 関東若手市議会議員の会 会長
- 第33代 成田商工会議所青年部 会長
- 成田青年会議所OB
- 千葉県中小企業家同友会東総支部
- 千葉県富里高等学校同窓会 会長
- 中学校PTA会長
- 日本サーフィン連盟公認インストラクター
- 海上安全指導員
- ※歴任を含む