2017年度の成田国際空港の旅客数・発着回数ともに開港以来最高値を更新する見通し!
皆さんこんにちは、成田市議会議員の雨宮しんごです。
さて、本日開催された空港対策特別委員会では、成田国際空港株式会社(NAA)の2018年3月期 中間決算について報告されました。
それによると、営業収益は前年同期比で4.2%増の1131億円。
この内、空港運営事業は旅客が増加した施設使用料などは増えたものの、機材が小型化し空港使用料は減少したため、0.2%減の530億円となっています。
一方で、外国人観光客の利用が好調で、リテール事業は12.1%増の432億円となっています。
これにより、2年ぶりの増収増益となり、経常利益は9.5%増の232億円となっています。
今期の業績見通しでは経常利益を上方修正し、当初予想よりも27億円多い373億円とし、純利益も25億円増の319億円としています。
また、上図からもわかるように航空機発着回数、旅客数も堅調に推移しています。
発着回数については国内外いずれも開港以来最高値を更新する見通しです。
【2016年度】 【2017年度】
・全体 :24.6 万回 → 25.3万回
・国際線:19.3 万回 → 20万回
・国内線:5.2 万回 → 5.3万回
また、旅客数についても開港以来最高値を更新する見通しとなっています。
【2016年度】 【2017年度】
・全体 :3,962 万人 → 4013万人
・国際線:3,419 万人 → 3272万人
・国内線:721 万人 → 742万人
続いて更なる空港機能強化に向けた動きです。
現在成田市では夜間飛行制限の緩和、B滑走路の再延長、3本目滑走路の整備といった空港機能強化案について住民説明会を開催しています。
住民説明会での主な意見や要望としては、騒特法による移転対策区域の集落分断の解消が図られると評価する声がある一方で、引き続き夜間飛行制限に関するご意見や、谷間地域にお住まいの方からは、内窓設置区域の拡大など、防音工事に関する要望や意見。
また、騒音地域における地域振興策の推進や、空港の機能強化に合わせた道路、河川の整備など、空港の発展が地域の発展に直結するようにといった意見、要望があげられていました。
このほど千葉県が、機能強化案に伴う空港周辺全体の地域振興基本プランについて「市町や空港会社、国に原案を示して議論を深め、年度内の策定を目指す。早ければ、年明けまでに原案を示したい。」と意欲を表明されました。
引き続き、関係市町、県、国、NAAの連携により、十分な支援策を検討することで一人でも多くの理解と協力が得られるよう尽力いただけるよう私としても働きかけていきたいと思います。
それではまた明日!
千葉県議会議員
雨宮 しんご
Shingo Amamiya
- 昭和53年(1978年) 10月31日生 血液型/B型(さそり座)
- はくと幼稚園・成田市立吾妻小学校
- 吾妻中学校・平成3年「少年の翼に入団」中国国際交流
- 千葉県立富里高等学校
- ニュージーランドPapakura High Schoolへ1年間留学
- 高千穂商科大学・明治大学公共政策大学院(修士)
- 成田市議会議員 4期
- 第41代 成田市議会議長
- 第17代 関東若手市議会議員の会 会長
- 第33代 成田商工会議所青年部 会長
- 成田青年会議所OB
- 千葉県中小企業家同友会東総支部
- 千葉県富里高等学校同窓会 会長
- 中学校PTA会長
- 日本サーフィン連盟公認インストラクター
- 海上安全指導員
- ※歴任を含む