成田富里いずみ清掃工場焼却炉運転停止トラブルのその後
6月の一般質問で論陣を張った清掃工場停止問題にかかる
検証結果についても報告がありました。
3月に発生した1号溶融炉の表面温度の上昇の原因は、溶融炉の
耐火材が局部的に消耗、一部欠落していたためでした。
事故後は、運営事業者である成田富里環境マネジメント株式会社に
報告書を提出させ、その内容を廃棄物処理の技術的支援団体である、
公益社団法人全国都市清掃会議に検証を依頼していました。
今回は、その検証結果が届いたのですが、それによると・・・
(事業者の責任)
耐火材補修の瑕疵保証期間は3年であるため、損傷部分の補修と
再発防止策は事業者の責任である。また整備点検計画が策定
去れておらず、計画的な維持管理が行われていなかった。
とあります。
一方で、
(成田市の責任)
ゴミ処理の計画量は5万5821トンであったのに対し、実際は10%増の
6万1393トンであったことにより、稼働超過となった。これにより、
点検期間が十分に確保できなかったことは炉の停止の一因。
とのこと。
この検証結果を踏まえて、原因及び責任の所在、さらには
補修工事期間中の臨時焼却先として民間施設に処理を委託した
経費の分担割合を成田富里環境マネジメント株式会社と協議して
いくことになります。
いずれにしても、対市民という意味においては、事故による
市の廃棄物処理行政の停滞とその責任は、最終的には市が
負うべきことになりますので、二度とこうした事態を起こすことの
ないよう、十分に再発防止策の徹底に注力いただきたいと思います。
成田市議会議員
雨宮しんご
千葉県議会議員
雨宮 しんご
Shingo Amamiya
- 昭和53年(1978年) 10月31日生 血液型/B型(さそり座)
- はくと幼稚園・成田市立吾妻小学校
- 吾妻中学校・平成3年「少年の翼に入団」中国国際交流
- 千葉県立富里高等学校
- ニュージーランドPapakura High Schoolへ1年間留学
- 高千穂商科大学・明治大学公共政策大学院(修士)
- 成田市議会議員 4期
- 第41代 成田市議会議長
- 第17代 関東若手市議会議員の会 会長
- 第33代 成田商工会議所青年部 会長
- 成田青年会議所OB
- 千葉県中小企業家同友会東総支部
- 千葉県富里高等学校同窓会 会長
- 中学校PTA会長
- 日本サーフィン連盟公認インストラクター
- 海上安全指導員
- ※歴任を含む