皆さんこんにちは、成田市議会議員の雨宮しんごです。

いよいよ今年も残すところわずかとなりました。

今年は政治家となって１２年目の年であり、３期目の任期最終年度になります。

年齢も４０歳と世代としても一つの節目を迎えました。

もちろん政治の現場、議会においては１２年間の実績や経験に奢ることなく、行政機関とは是々非々を一貫して貫いており、大局的な視点から成田を伸ばすための政策を立案してきました。

「誰が言う、より何を言うか。」

 これは、政治家になる前から言ってきたことですが、スタンスは変わりません。

中台プールの設計ミスには付帯決議を付し、成田市のゴミ処理行政の杜撰さには、徹底的に調査をして

毅然と改善を要求してきました。

時には我武者羅さに歯止めが利かずに、状況判断に苦しみ、辛い日々を過ごしたことも事実です。

ですが、そんなときは人生の先輩であり会派メンバーのみなさんに、精力的な議論に付き合っていただくなど、助けられながら政治家として最高の環境の中で学ばせていただきました。

本当に皆さんに感謝しています！！

また、今年はその次のステップとして、「何を言う、より何をやるか。」を意識し、言いっぱなしで終わることなく、様々な政策の実現に具体的に携わることができました。

先の総会においては、若輩にも成田市議会最大会派の幹事長という重責を仰せつかることになりました。 

会派の意を汲んで大きく幹を動かす政策に携わることから、毎日が大変であったことは事実ですが、一方で毎日が勉強、本当に充実した一年でした。

そして、今年は多くの選挙がありました。

特に今年は、自治体首長選挙や県議会議員選挙に同志たちが次々と立志、挑戦を果たしました。

地域や政党、当落もそれぞれでしたが、みんながみんな未来への責任を信念に持って挑戦し、日本を担う世代として日本の政治を変えるための運動を展開しました。

次の世代にバトンタッチをする同世代として、こうしたムーブメントが起き出してきていると改めて実感した一年でもありました。

そんな今年は、全国若手市議会議員の会の関東地区の副会長の任を仰せつかりました。

全国に６００人、関東だけで２００人もいる組織です。

今後も次代を引き継ぐ責任世代として、若手政治家たちとのネットワークをより強固なものにし、今後も若手の有能株をどんどん応援していくことで、利権渦巻く政治の世界に新風を送りこんでいきたいと考えています。

話題を変えて、成田市政についてです。

やはり、今年を振り返っての最大のニュースは、成田国際空港の更なる機能強化が合意され、発着回数が30万回から50万回に順次拡大されることになったことだと思います。

今後、夜間飛行制限の緩和、B滑走路の１０００ｍ延長、３本目滑走路の整備が進められることになりますが、これも一重に騒音地域住民の皆様のご理解によるものであり、地元自治体の議員として市民の皆さまの声に耳を傾け、地域に寄り添った政策立案に引き続き携わっていきたいと考えています。

空港だけではなく、成田市は今後も国際医療福祉大学附属病院の開院、輸出拠点機能を有した新市場の開場、新駅の検討などが進められることになることから、こうした大規模事業の課題整理を図りながら、財政の最適化を講じてまいります。 

そして、プライベートでも、今年はIT企業家の方々といった他分野である民間事業者との出会いにより連携を模索したり、これまでの若手市議会議員の会を軸とした横の連携に加え、国会議員、都県議会議員との連携といった縦のパイプ作り、人脈作りに力を注ぐことができた一年でした。

他にもまだまだありますが、こうして振り返ってみると、政治家になる前に掲げた「動けば変わる。」を実感することができた一年だったと実感します。

「四十にして惑わず」と言いますが、４０歳になっても、苦しみ、迷い、自身の拙さに無力感を覚えることもあります。

ですが、だからこそ誰よりも勉強し、誰よりも行動し、誰よりも強い信念を持って我武者羅に活動していくことで、与えられている役割を果たせるよう、成田市のために自分ができることに尽力していきたいと思います。

本年も雨宮しんごに注目いただきありがとうございました。 

皆さま、どうぞ良いお年をお迎えください。

いくぜ！２０１９！！