うすい正一参議院議員と党成田市支部青年部長・ 雨宮しんご成田市議が成田新時代のビジョンを語る
うすい: 雨宮さん、今夏の参議院議員通常選挙では、大変お世話になりました。成田市での雨宮さんの応援は、私の活動の励みになりました。今日はよろしくお願いします。
雨宮: こちらこそよろしくお願いいたします。まずは、参議院議員となられたうすいさんと今後も共に千葉のための政策を進めていきたいと思います。最近もこうして意見交換を定期的に行なっていただき感謝しております。今日は、人口減少問題についてお聞きしたいと思っております。
うすい: はい、人口減少問題は本当に深刻な課題です。約600万人の人口を擁するわが千葉県も、40年後には100万人の人口減が試算されていて、すでに人口減少社会は始まっています。急激な人口減少に歯止めをかけ、地方の活力を取り戻していきたいと思っています。成田市の現状については、どうお考えですか。
雨宮: 成田市においても、社会的課題である少子高齢化傾向がここ数年は特にはっきりと表れています。また、人口についてもここ5年間で3千人もの方々が市外に転出しており、千葉県17市の中でワースト2位といった深刻な状況となっています。さらに一番の問題は、この人口減少が高齢化による減少ではなくて、成田の明日を担う子供や子育て世代の流出が顕著であるということです。これには、強い危機感を抱いています。
うすい: 子育て世帯の流出は何に起因していると思いますか。
雨宮: 大きくは2つあると思っています。1つは子育て世代に方たちの雇用確保と住宅整備が進んでいないこと、それとDEWKs(子供のいる共働き世帯)への支援体制が不十分であるということです。
うすい: なるほど、DEWKsですか。例えば、子育てをされているお母さんが子供のそばで働ける環境が不足している、といったようなことですね。
雨宮: はい、そうです。「夫婦共に、仕事と育児を楽しみながら両立する生活スタイル」、これを実現できるように市として全面的に支援すべきだと考えています。
うすい: 私は、千葉県から日本を元気にしていきたいと強く思っています。日本の表玄関である成田空港と二人三脚で歩んできた成田市の発展は絶対条件です。
雨宮: 10年後20年後を見据えたまちづくりを印西市など近隣市が進めており、それが子育て世代の方たちに選ばれている一方、成田市は土地活用、特に企業立地といった都市開発の遅れが取り戻せていないのが現状です。立地を活かした企業誘致など、早急に対処するべきだと思っています。
うすい: 成田市の魅力向上に向けた取り組みと都市開発へのスピード感が課題なのですね。子育て世帯を支える政策実行力を持った政治家が、これからの成田市を切り拓いくべきです。
雨宮: はい、そのためにも航空会社の羽田シフト対策や機能強化問題への対応が必要です。さらに空港周辺開発には国や県の協力が不可欠です。子育て世代が増え始めるまちづくりをするためにも、国や県と政策連帯する必要性を強く感じています。
うすい: 成田空港3本目の滑走路の供用を控えるなど、成田市は新しい時代を迎えようとしています。新しい時代には、斬新な考えを持つ新リーダーが不可欠ですから、ぜひ一緒に頑張りましょう!
雨宮: はい、今日はありがとうございました。