みなさんこんにちは、成田市議会議員の雨宮しんごです。

本日、成田市議会１２月定例会議が閉会しました。

さて、国による１０万円給付について政府方針が二転三転するなか、議会最終日の今日、成田市議会においても急遽対応が迫られることとなりました。

既に裏付けのある５万円は本日閉会した議会において補正予算の審査が終えて採決されましたが、追加給付分の５万円（もしくはクーポン）は、国が審査中のためその予算根拠がなく、現時点では「１０万円給付」だけが一人歩きしている状態となっています。

一昨日発言のあった岸田首相の『１０万円一括給付の容認』には、自治体にも早期の給付を可能にするべく、補正予算の成立を待たずに、自治体が一括給付した場合でも政府が事後に補助金を交付するとのことですが、現時点では口約束であり、まだ成田市に正式な事務連絡はきていません。

しかしながら、今回の子育て世帯への臨時特別給付金は即効性を良とすることから、国会での答弁を受けて市執行部とも調整をはかり、成田市では年内に一括で現金１０万円を給付することとなりました。

国の迷走により地方自治体としては市執行部も議会も振り回され、平時とは異なる少々強引な手続きによる対応となりましたが、年内給付のタイムリミットが迫る中にあって、可能な限り速やかに子育て世帯の対象者にお届けしたいという思いから実現されたところです。

先日のブログにも書きましたが、今回については、国民民主党の玉木さんが一番国民に近かったような気がします。

現金給付に児童手当の仕組みを使うことの問題もある。
①高校生への給付には使えず給付が遅れる
② 10月以降に離婚した場合、元夫（妻）の口座に振り込まれてしまう
③自治体の判断で所得制限を超える世帯にも給付した場合、当該給付は差し押さえの対象となり得る
これらの改善を総理にもお願いした。

— 玉木雄一郎（国民民主党代表） (@tamakiyuichiro) December 14, 2021

今回の仕組みにおける問題点の指摘もありましたので、成田市においても速やかかつ丁寧な対応を求めておきたいと思います。

さぁ、年内の議会活動がおわりひと段落をしたいとこですがですが、今後も公務やこの間たまっていたスケジュールがたっぷり入っていることから、年末まで奔りぬきたいと思います。

それではまた明日。