印旛沼の堤防決壊と情報共有について 2026.10.13

みなさんこんにちは、千葉県議会議員の雨宮しんごです。

10月7日の千葉日報1面に台風25号による印旛沼の堤防決壊をめぐり「決壊、県が迅速共有せず」「被害場所不明で避難混乱」との記事がでました。

印旛沼の堤防決壊と情報共有について

【千葉日報掲載の時系列】

9月21日 20時50分

県が氾濫危険情報を周辺市町に共有

9月22日 1時40分

成田市が角川の決壊を確認し、周辺住民を避難 4時50分

栄町が成田市から角川決壊確認の連絡 6時

県成田土木事務所が角川決壊を現地確認 6時40分

同事務所が船形干拓の決壊を現地確認 6時台

栄町が南部地区で防災無線や消防団による誘導 12時10分

成田市が印旛沼周辺に防災無線で避難指示 同日夜

県と水資源機構が堤防決壊を発表

 

9月23日 午前

栄町が酒直機場近くの長門川の決壊を確認 11時半

県印旛土木事務所が栄町から決壊の連絡 12時

同事務所が長門川の決壊を現地確認

印旛沼の堤防決壊と情報共有について(写真2)

9月25日

県や国が決壊堤防の緊急復旧を開始

10月3日

決壊全3地点4カ所の緊急復旧完了

 

先日本件について熊谷知事から説明がありました。

9月22日朝6時40分ごろ、船形の交差点付近で県成田土木事務所の職員と成田市消防部の職員が現場に同時にいて、双方が堤防の決壊を確認していたとのこと。

 

また、栄町は県が6時40分に認識するよりも早く橋本町長らが把握し6時47分には避難指示等につながっていたと説明でした。

 

その一方で知事は、県から成田市などへの情報提供の運用について、「まだまだ見直しできるところもあろう」と述べ、今回の対応を総括したうえで改善につなげていく考えを示しました。

 

これは、「県が決壊を把握していたのに、成田市には伝わっていなかった」という単純な構図ではありません。

少なくとも船形は県と成田市の職員が現場で同時に決壊を確認していたという知事説明です。

 

一方で、では、その後の情報はどのように伝達されたのか。

「いつ、誰が確認したのか」

「その情報を誰が、いつ、どのような手段で共有したのか」

「その情報が避難判断にどのようにつながったのか」

これは、一つの機関だけの問題としてではなく、県・成田市・栄町を含めた関係機関全体の情報の流れとして、きちんと整理する必要があります。

 

いまは、被災された方々の生活再建、農地や堤防の復旧など目の前の山積課題があります。

県と市町がお互いに事実を確認し、連携を強めながら復旧を進めること。

そして、落ち着いた段階で当日の情報の流れをきちんと検証し、次の災害に備えた仕組みにつなげていくこと。

私は、それが今回の災害から得るべき大切な教訓の一つだと考えています。

地元県議として、県と地元をつなぐ役割を果たしながら復旧・再建に取り組んでいきます。

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プロフィール

昭和53年(1978年) 10月31日生 血液型/B型(さそり座)
千葉県富里高等学校・高千穂商科大学・明治大学公共政策大学院(修士)
成田市議会議員 4期 / 第41代 成田市議会議長
2023年 千葉県議会選挙 初当選

雨宮しんご

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