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議会活動

一般質問・委員会活動の記録

委員会活動

令和6年3月8日商工労働常任委員会-03月08日-01号

◆雨宮真吾 委員  私からは、インバウンドの誘致に向けた取組について、また伺っていきたいと思います。
2023年、訪日外国人の旅行消費が5兆3,000億円に行こうというところで、過去最高を記録したわけなんですけれども、2024年度においても旺盛になることが見込まれるという中にあって、千葉県としても今回予算の中にインバウンド獲得に向けた取組ということで幾つか事業があったわけなんですけれども、新年度に向かってどういった戦略を持って取り組まれていくのかというところについて、まずお伺いできればと思います。

○委員長(田中幸太郎君) 田中観光誘致促進課長。

◎説明者(田中観光誘致促進課長) 令和6年度につきましては、コロナからの回復傾向を確実にするとともに、さらなる誘致拡大に努めてまいりたいと考えております。また、人数のみではなく、旅行消費額の向上を目指し、体験観光の推進、また県内周遊や滞在の促進にも取り組んでまいりたいと考えております。具体的に申し上げますと、東アジア、東南アジア、欧米豪を重点エリアとして、県内観光スポットの情報発信、こうしたものを強化していくとともに、特に台湾、タイ、マレーシア、ベトナム、香港、シンガポールなどにつきましては、現地の商談会、旅行会社を訪れる形の訪問セールスなども行いまして、団体旅行、訪日教育旅行の誘致拡大に取り組んでまいりたいと考えております。また、近年増加傾向にあります個人旅行客の誘致に向けまして、SNS等を通じまして、外国人ニーズに合った情報発信の充実、こうしたものを図るとともに、個人旅行客の利用の多い海外の旅行系の予約サイト、口コミサイト等を活用しまして千葉のPR、また観光事業者の活用促進のほか、外国人観光客に関心の高い体験観光プログラムの充実などにも努めてまいりたいと考えております。
以上でございます。

○委員長(田中幸太郎君) 雨宮委員。

◆雨宮真吾 委員  今話が少し出ましたが、2024年に関しては、これまでちょっとなかなかほかのアジアとは伸び率が違った中国に関しても、訪日が増えてくるんではないかなというふうな報道が出ていました。先日の春節においては中国人の移動が90億人に達したとかという報道も出ておりました。この機をやっぱり逃すわけにいかないんだろうなというふうに思います。このアフターコロナをいかに成長へとつなげて、インバウンドをしっかりと県内へと獲得していくのかというところなんですが、そういった意味では、10月にはまた国慶節が今度あるわけですよね、中国人がどっとまた動き出す時期があるわけです。そういった意味においては、こういった中国であるとか諸外国の大型の長期休暇、こういったのを想定したプロモーションというのも必要ではないかというふうに思うんですが、何か取組があるようであれば伺いたいと思います。

○委員長(田中幸太郎君) 田中観光誘致促進課長。

◎説明者(田中観光誘致促進課長) 国、地域によって大型連休など旅行需要が増加する時期、また日本旅行に求めるニーズが異なるため、県では日本政府観光局―JNTOというところでございます―や旅行会社などから現地の旅行情勢、ニーズの把握に努めているところでございます。その上で、例えば昨年台湾で実施しました現地商談会、訪問セールスでは、委員おっしゃいました10月の国慶節、2月の春節、また3、4月の旅行シーズン、こういった時期のツアー造成が本格化する時期に合わせまして、実際7月、11月に現地で商談会、訪問セールスを開催しまして、訪問の時期の千葉の花の見どころ、旬のグルメ、また県内観光の魅力をPRしてきたところでございます。引き続き、こうした海外、現地のそれぞれの旅行情勢、旅行ニーズを踏まえた観光プロモーションを展開してまいりたいと考えております。
以上でございます。

○委員長(田中幸太郎君) 雨宮委員。

◆雨宮真吾 委員  今課長のほうからもお話しありました旅行ニーズという話も出てきました。そういった中で、今個人型の旅行というのが流行してきている中にあって、具体的に着地型であったり、募集型のツアーの造成というのが必要になってくるというか、ニーズが高まってくるだろうなという気はするんですが、先ほどの予算説明の中においても、着地型のツアーを造成していく支援をしていくんだというようなお話ありました。もう少しこのあたりについて詳しくお伺いできればと思います。

○委員長(田中幸太郎君) 田中観光誘致促進課長。

◎説明者(田中観光誘致促進課長) 委員からも御指摘ありました個人旅行の増加、旅行ニーズの多様化に伴いまして、従来の旅行会社が企画した行程ではなくて、旅行者を受け入れる地域、着地側が地域の観光資源を生かしたツアーをつくる、そうした関心も高まっております。こうした着地型のツアーの造成には、地域のその観光資源を生かした体験など魅力的なメニューの充実、またノウハウが欠かせないと考えております。
そこで、県では市町村や観光事業者と連携しまして、高付加価値な観光コンテンツを造成する取組、こうしたものを引き続き支援するとともに、令和6年度からは既存の体験プログラムの情報を集約、発信するほか、外国語対応の支援などもしまして、従来の日本人向けから外国人向けの拡大を図るなど、体験プログラムの充実、磨き上げなども支援することとしたところです。また、新たに成田空港を発着地として県内観光地、イベントを訪れる周遊ツアーの造成に向けたモニターツアーなどの実施も予定しておりまして、こうした取組、市町村や観光協会なども連携して取り組みまして、着地型のそういったツアーの推進も図ってまいりたいと考えております。
以上でございます。

○委員長(田中幸太郎君) 雨宮委員。

◆雨宮真吾 委員  ありがとうございます。もう少し、ちょっとお伺いできればと思うんですが、今課長のほうからも出ました、また新年度の予算にも観光窓口を成田空港に設置していただけるという話も出てきたわけなんですが、やっぱり、そうは言ってもこの日本における訪日外国人の旅行ルートというと、このゴールデンルートと呼ばれる、どうしても東京、名古屋、大阪というようなルートがあって、なかなかこの目的地千葉というふうにはなり得ていない状況があるのかなと。また、インバウンドからの回復というタイミングでいくと、久しぶりの日本だから、やっぱりゴールデンルートの王道の日本を楽しんでというふうになってしまって、なかなか千葉を目的地にして、千葉に泊まってというのはなかなか見込みにくいのかなという状況があるんだろうというふうに思っています。そうした意味においては、今後、基本的にはそのゴールデンルートを走っていくんでしょうけれども、その前日、例えば到着したタイミングであるとか、例えばトランジットの20時間空いているこのタイミングであるとか、またはラストナイトですよね、のタイミングでの成田を起点としたような千葉県の周遊策、こういったような取組というのに着目していく必要があるのかなという気がするんですが、そのあたりについての取組を伺えればと思います。

○委員長(田中幸太郎君) 田中観光誘致促進課長。

◎説明者(田中観光誘致促進課長) 私どもも、日本を訪れるリピーターに対して千葉県をPRして、次回以降来ていただくということは重要視しております。成田空港の利用客には、今御指摘ありましたとおり、飛行機の到着後、出発前、乗り継ぎ待ちとで時間のある方、またメインの行き先は決めているものの、前後のスケジュールで余裕を持っている方等、多々おります。こうした方々に千葉県の観光地を知っていただきまして訪問していただくこと、こういったことが県内の周遊の促進、また次回以降訪れた際に千葉県を訪れていただく、そういった誘客に有効と考えております。先ほど申し上げました成田空港に設置する観光情報窓口で、こうした方々をターゲットに県内観光地のパンフレット、デジタルサイネージ等を活用して県内観光地をPRするとともに、空港会社、市町村などとも連携しまして、外国人の関心の高い日本の文化、歴史、グルメ、自然体験などをテーマに、県内を訪れるモニターツアーを実施するなどしまして、成田空港を発着地とした観光誘客にも取り組んでまいりたいと考えております。
以上でございます。

○委員長(田中幸太郎君) 雨宮委員。

◆雨宮真吾 委員  すみません、ぜひよろしくお願いしたいと思います。空港への観光窓口というのは非常に歓迎したいというふうに思います。
ただ一方で、いろんな地域の観光窓口だとか観光相談所だとかを拝見していると、人が寄りつかないような状況があります。そういったことがないように、戦略的にこの観光窓口を有効的に使っていただけるようにお願いをしたいなというふうに思います。
あともう1個、ちょっとお伺いしたいなというふうに思うんですが、先ほど部長のほうからも、いみじくもこの宿泊税の導入というところについて検討を進めていこうではないかというような話がありました。成田はじめ千葉県下というのは非常に宿泊者数が多くて、ちょっと先日も官公庁のデータをちょっと引っ張ってみたら、やっぱり千葉県に関してはリゾートホテルへの宿泊が全国1位ということで、非常に観光税というよりも宿泊に特化してこの宿泊税の導入をしていくというのは、一面では理にかなった観光の目的税になり得るのかなというふうにも思うんですけれども、今後の、もちろん研究会の立ち上げの中で様々な議論が行われていくというふうに思うんですが、今後その議論においては宿泊税の導入の可否について検討されていくのか、それとも観光という分野における税の確保という観点から、観光税というものを広く捉えた上で、その手段の1つとしての宿泊税というふうに捉えていくのかというところですね。このあたりについてどういうような見解を現時点でお持ちなのか、もし回答いただけるようであれば答弁いただければと思うんですが。

○委員長(田中幸太郎君) 安部観光企画課長。

◎説明者(安部観光企画課長) まさに今、3月まで新しい観光の検討会で御議論されまして、その意見をいただいて、今後宿泊税を議論していきます。ただ、やはり方向性としては、やはりこの観光に人材育成を含めてかなり課題が山積していると。今後思い切った施策をやるべきだというような意見を踏まえまして、それをではどうやってやっていくかというときに、その財源の確保の1つとして、法定外目的税か、これか宿泊税がなるかどうかあれなんですけれども、そういった形の財源の確保は必要であろうというような認識で今後進めていくと思います。

○委員長(田中幸太郎君) 雨宮委員。

◆雨宮真吾 委員  そうですか、分かりました。
最後、ちょっと要望になります。宿泊税ありきで進んでいってしまうと、例えば成田なんかですと航空利用者が中心となってビジネスホテルなんかに泊まっているような形態が多い。航空会社のフライトアテンダントの方々であるとか、そういった方々が利用していて、どちらかというと観光ではないのに宿泊税がさらに追加されていくというような懸念も生まれてくるのかなと。そういった意味においては、広くその観光という意味における税のありようということで考え方を、視野を持ってもらって、宿泊税も含めてほかの目的税という中で観光に資する税の確保ということを検討して進めていっていただければと思います。
以上になります。

○委員長(田中幸太郎君) 安部観光企画課長。

◎説明者(安部観光企画課長) 1点訂正させていただきます。研究会は2月までということです。

○委員長(田中幸太郎君) 訂正を許可します。
ほかに。
(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(田中幸太郎君) よろしいですか。ないようですので、以上で質疑を終結いたします。
これより討論を行います。討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(田中幸太郎君) ないようですので、以上で討論を終結します。
これより採決を行います。
議案第1号に賛成の委員は挙手を願います。
(賛成者挙手)

○委員長(田中幸太郎君) 挙手全員。よって、議案第1号は可決すべきものと決定しました。