WBC不参加表明は外交交渉としては良いと思う。
日本プロ野球選手会がWBCへの不参加を決めたということです。
詳細を把握しているわけではありませんが、簡単に言うと利益配分がアメリカ66%、日本13%というのは不公平だろうというもの。
「MLBの思い通りにはさせないよ。」という選手会の判断です。
これに対してNPBは選手会に対して翻意を求めていくということですが、
NPBが何をしたいのかわかりません。
そもそも交渉において「結果ありき」で議論してはなりません。
NPBの動き方はまさに「参加ありき」の行動であり、これではMLBは「文句を言ったところでどうせ参加するんでしょう。」と交渉に臨んでくるわけですから、どれだけ彼らが優位に事を運べるか。これでは、交渉とは言えません。
ひょっとしたらNPBは、とりあえず文句を言ってこれまでの13%が多少なり改善されればそれでいいと安易に考えていたのかもしれません。
何より彼らが恐れているのは13%の利益さえを失うことなのでしょう。
過去2回のWBCは楽しみました。
もう、それで十分です。
結果ありきでしか臨めないNPBのこれ以上の交渉は、これまでよりも屈辱的なものとなりかねず、選手会から学ぶことが多いように思います。
千葉県議会議員
雨宮 しんご
Shingo Amamiya
- 昭和53年(1978年) 10月31日生 血液型/B型(さそり座)
- はくと幼稚園・成田市立吾妻小学校
- 吾妻中学校・平成3年「少年の翼に入団」中国国際交流
- 千葉県立富里高等学校
- ニュージーランドPapakura High Schoolへ1年間留学
- 高千穂商科大学・明治大学公共政策大学院(修士)
- 成田市議会議員 4期
- 第41代 成田市議会議長
- 第17代 関東若手市議会議員の会 会長
- 第33代 成田商工会議所青年部 会長
- 成田青年会議所OB
- 千葉県中小企業家同友会東総支部
- 千葉県富里高等学校同窓会 会長
- 中学校PTA会長
- 日本サーフィン連盟公認インストラクター
- 海上安全指導員
- ※歴任を含む