令和7年6月20日環境生活警察常任委員会-06月20日-01号
◆雨宮真吾 委員 ナガエツルノゲイトウについてちょっとお伺いしたいと思っています。私の町、印旛沼もそうですし、手賀沼のほうでもかなり繁茂がしているということを伺ってます。
せんだっての我が党の代表質問、2月議会においても質問させていただいたところ、答弁としては、積極的に県が公開する分布情報の地図とかを活用したり、県民の声とかというのを提供した情報とかも踏まえながら駆除を推進していくんだという趣旨の答弁があったかなというふうに思うんですが、そこで、具体的に今後どういうふうにこのナガエツルノゲイトウの駆除に向けて取り組んでいくのかというところについてお伺いできればと思います。
◎説明者(渡部自然保護課長) 県では、ナガエツルノゲイトウについて、関連部局が一体となって市町村や関係団体とも連携して駆除に取り組んでいるところでございます。昨年度末には、県内におけるナガエツルノゲイトウの分布図を作成いたしまして、県ホームページで公開するとともに、市町村や関係団体に向けた説明会を開催し、情報を共有したところでございます。今年度は写真から生物の名前を調べることができるスマートフォンアプリを使用した県民参加型の分布調査を7月から実施する予定でございます。今後は、これら県民からいただいた情報を基に分布図を更新して、新たに発見された分布地点については、いち早く情報を関係者に提供することにより速やかな駆除につなげるなど、効果的な防除に取り組んでまいりたいと思ってます。
以上でございます。
◆雨宮真吾 委員 アプリというのは、あれなんですか。ぱっと当てると判断がなされるんですか。これ、ナガエツルノゲイトウですよとかというのが出てくるという、そういう感じなんですか。
◎説明者(渡部自然保護課長) 写真を撮って、それを判定するんですけども、それだけだと幾つか候補が出てきて、その中で最終的には自分がこれに近いということで判断するような、そんな形を想定しています。
◆雨宮真吾 委員 ナガエツルノゲイトウって、実は私も勉強不足で、市議会にいたときは全く、すぐそばに印旛沼があったのにあまり知りませんでした。県に上がって初めて知ったのが、ナガエツルノゲイトウって、こんなにも問題となっていて話題になってる事案なんだなというふうに思いました。
そういった意味においては、私の勉強不足だったのかもしれませんが、県民の意識というところにおいては、まだまだ低いんだろうなと。その意味では、ぱっと、これ、ナガエツルノゲイトウじゃないかって疑えないから写真も撮れないんじゃないかななんていう気もちょっとしてしまうので、そういった意味では、このアプリの活用というのはとてもいいと思うんですけども、知らないと撮影できないので、そのあたりの周知の徹底というのを引き続きお願いできればと思いますので、よろしくお願いいたします。要望とします。
◆雨宮真吾 委員 私からも大きく2点質問させていただきたいと思います。
せんだって一般質問でも取り上げさせていただきましたが、在留外国人のほうが増えていることと、あと訪日外国人の旅行者が過去最高を更新しているという状況にありまして、警視庁のほうの資料を見ますと、日本の運転免許証を保有する外国人の数というのも、令和6年末には125万人に達して過去最高というような状況になっているというところでありました。
また、県警のほうから事前にちょっとお伺いさせていただきましたら、県内においても、こういった傾向にあるよと、増加傾向にあるんだということで、外国人の運転免許証の保有率についても、令和2年の5万3,289人から令和6年度では7万1,716人ということで、約35%増えているというような状況にあるというふうなことで、今後も増加傾向にあるのではないかというところだと思うんですが、事故防止等について報道されること多々あるんですけども、そのあたりについての対策が必要かなというふうに思われるわけですが、現在の本県の外国人ドライバーの交通事故の状況について、まずお伺いできればと思います。
◎説明者(松本交通部参事官兼交通総務課長) 交通総務課長の松本でございます。よろしくお願いします。
令和6年中の外国人運転者が第一当事者となる交通事故の発生件数は394件で、全交通事故の約3.4%を占めており、5年前の令和元年中と比較して87件、約1.4ポイント増加しております。
以上です。
◆雨宮真吾 委員 ありがとうございます。やっぱり発生件数と交通事故全体に占める割合というのも大きくなってきてるんだなというのを改めて感じました。
そこで、実際にその交通防止対策についてはどのように取り組んでいるのかお伺いできればと思います。
◎説明者(松本交通部参事官兼交通総務課長) 県警では、昨年中の交通情勢や交通事故分析結果等を踏まえ飲酒運転の根絶に向けた取組の推進、歩行者保護、ゼブラ・ストップ等の徹底、運転に集中させるための交通環境の醸成、自転車その他小型モビリティー対策の強化を本年の交通事故防止対策の4つの柱に据えて各種対策に取り組んでおります。このほか、外国人運転者に向けては、日本の交通ルールの理解をより深めるため、外国語のリーフレットや動画等を活用した分かりやすい交通安全教育や広報啓発等に努めております。
以上です。
◆雨宮真吾 委員 引き続きぜひ調査していただきながら、交通事故防止対策というのに取り組んでいただければと思いますから、よろしくお願いします。
もう1点なんですけれども、近年、サイバー攻撃のほうが巧妙化、高度化していて、重要なインフラを標的とした事例というのが相次いでいて、2年前には名古屋港のコンテナの搬入室の一時停止があったり、あと昨年末は日本航空でも大規模なシステム障害が発生して、三菱UFJ銀行においてもインターネットバンキングの接続障害というのが発生しました。
こうした状況を受けて、先月の5月16日にサイバー対処能力強化法及び同整備法というのが可決成立されたということで、平時からの監視であるとか攻撃予兆の無害化といった新たな対応を可能にしたというわけであります。主な対象については、政府機関に加えて電力、交通、金融、情報通信などの重要インフラが対象だということなんですけども、このサイバー空間というものについては安全保障上の国の専管事項にとどまらなくて、都道府県においても求められてくる時代になってるだろうなというふうに思います。そういった意味においては、空港や工業団地などのインフラを抱える千葉県としても、平時から対策というのを考えていく必要があるだろうというふうに思うんですけれども、県内を取り巻くサイバーの情勢について、直近の傾向であるとか特徴とかが分かるようであれば、また、現状認識があればお知らせいただければと思います。
◎説明者(田中生活安全部参事官兼サイバー犯罪対策課長) サイバー犯罪対策課長の田中です。よろしくお願いいたします。
千葉県では、フィッシングによるクレジットカード情報及びインターネットバンキング利用者のID及びアカウントが搾取される事案が高水準で発生しているほか、企業、団体等に対するランサムウェア攻撃を認知するなど、サイバー空間の脅威は全国と同様に深刻な状況にあると考えております。
以上です。
◆雨宮真吾 委員 能動的サイバー防御法の法整備、これ受けて、今後ますます県警においても高度な専門性であるとかを含めて求められることになってくるだろうなというふうに思うんですけれども、体制の強化とか人材育成についてはどういうふうに考えているのかお聞かせいただければと思います。
◎説明者(田中生活安全部参事官兼サイバー犯罪対策課長) 県警では、令和6年度に地方警務官である警視正をサイバー戦略官として配置し、部門横断的な連携を強化するとともに、職員全体のサイバー対処能力の底上げや、高度な知識、技能を必要とするサイバー犯罪に的確に対応するため、サイバー犯罪対策課内にサイバー捜査支援センターを設置しました。また、令和7年度にはサイバー犯罪対策課員を増員するなどの体制強化を図っているところです。引き続き深刻化するサイバー空間の脅威に的確に対処するため、必要な人材育成などを推進してまいります。
以上です。
◆雨宮真吾 委員 これで要望にしたいというふうに思うんですけれども、令和6年の6月にはKADOKAWAグループにランサム攻撃があって、報道ベースでしか知りませんけれども、報道ベースでは、犯人側に対して5億円の身代金を払ったんだと。だけれども、結果としては内部情報は流出して、暗号化されたデータの復旧もされなかったということで、被害に遭ってから、どういうふうにしようか、どう対処していけばいいんだろうということを考えても遅い時代になっているんだなということを、改めて教訓として残ったなという印象があります。
さらに、ほとんどの、先ほど冒頭で紹介させていただいた自治体とか、空港とか、医療機関、金融機関などの狙った攻撃というのはDDoSといって、大量の情報を発信して機能を不全にさせるというような攻撃が多いというような状況だと思うんですけれども、そういった意味においては、本当にこれからのサイバー犯罪の捜査体制の専門性というのをいかに高めていくのかということと、人材育成というのが何よりも重要になってくるだろうなというふうに思いますから、引き続き対策をしていただいて県民の安心・安全を守っていただければというふうに思いますから、どうぞよろしくお願いいたします。
以上です。