丁度、９月定例会議の一般質問で、私が取り上げた

ＩＲ（カジノを含むＭＩＣＥ施設）誘致に関する推進協議会が

要望書を市と議会に提出しました。

私が行った質問はいたってシンプル。

カジノについては、全国各地で誘致合戦がスタートしている。

市内についても経済団体から熱望の声もある。しかし、カジノについては

メリット・デメリットが存在するからこそ、推進するか否かの判断材料に

資するべく、住民意向調査やマーケティングを行うべきだ。

これに対し、当局の答弁はというと・・・

カジノ法案がまだ通っていないので、国の動向を注視していきたい・・・。

でした。

医学部誘致については、国が公募を行う前に最優力候補に

着工させる強引さがあるわけですから、

いかにやる気がないかがわかります。

何の調査も出ていないのに印象論でその政策の可否を判断する

ほど間抜けではありませんので、現時点において私は別に

推進派ではありませんので、

やるかやらないかの判断に資する調査さえしないのであれば、

堂々と、「小泉市政では、やりません！」と明言すべきです。

今はこの答弁でも逃げられますが、その場しのぎでしかなく、

今後法案が可決された場合は、いずれにしても選択を余儀なく

されます。

今後の市長の発言を待ちたいと思います。

誘致推進協、早急な調査要望　成田市に　／千葉 毎日新聞

(http://mainichi.jp/area/chiba/news/20151015ddlk12020337000c.html )

 

成田空港周辺にカジノを中心とする統合型リゾート（ＩＲ）の誘致を目指す「ＩＲ誘致推進協議会」（会長・諸岡孝昭成田商工会議所顧問）は１３日、成田市長や市議会議長あてに、早急な調査検討を求める要望書を提出した。提出は、２０１２年の設立以来４度目。

 

 

　市は今年３月、多くの集客が見込める会議や見本市などビジネスイベント「ＭＩＣＥ」の施設の整備は採算面で厳しいと結論付けたほか、ＭＩＣＥと合わせたカジノ整備もカジノ関連法がないため検討できないとした。

 

　会が「ＭＩＣＥだけでは（進出に）積極的な（民間）事業者が現れるか疑問で、法案成立を見越して事業者が魅力を感じるＩＲ導入を検討すべきだ」と主張したのに対し、小泉市長は従来通り明言を避けた。

 

成田市議会議員

雨宮しんご