ウクライナの善戦が国際世論を形成。日本も祖国の防衛力強化を真剣に検討すべき。
みなさんこんにちは、成田市議会議員の雨宮しんごです。
様々な情報が飛び交うウクライナ情勢ですが、様々なメディアでウクライナ軍の善戦が伝えられています。
BBCニュース – 「私たちはここにいる、独立を守る」 首都からウクライナ大統領が政府幹部とhttps://t.co/wuk56VwWi1 pic.twitter.com/faTGvHa2BE
— BBC News Japan (@bbcnewsjapan) February 26, 2022
ゼレンスキー大統領は最前線に残り国民と共に戦い国を守ることを宣言したことから、圧倒的な兵力差を見せつけて降伏を目論んでいたであろうロシアの思惑は完全に外れ、数日間でのキーフ陥落・・・というシナリオは崩れました。
キエフ市街戦、ウクライナ決死の防戦 兵の士気高く(日経)https://t.co/8z5rgF9XcH
ウクライナが予想外の善戦。背景にはウクライナの軍人や市民とロシア兵との士気の差。ロシア軍は徴兵制で集めた兵員に依存、同じスラブ民族のウクライナ人と戦う理由がロシア当局の説明では理解されにくい。— 滝田洋一(日本経済新聞) (@yoichitakita) February 26, 2022
この善戦を受け、初日は静観の姿勢を崩さなかったドイツなど欧州各国が次々と武器供与という具体的な支援に動き始めていて、次いでアメリカも武器の供与を始めています。
ドイツ、ウクライナへの武器供与決定 慎重姿勢を転換 https://t.co/uHM2FY7x40
— ロイター (@ReutersJapan) February 27, 2022
【米独 ウクライナに武器を供与へ】https://t.co/KDqxufuay3
アメリカはウクライナに3億5000万ドルの武器供与を決定。ドイツはウクライナに対戦車砲1000門や携帯式地対空ミサイル500基を提供すると発表した。ドイツは第2次世界大戦後、他国へ武器を提供しない政策を取っていたが方針転換となった。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) February 26, 2022
また、当初は慎重だったSWIFT(国際決済ネットワーク)からのロシア排除の動きも実現される見込みです。
米欧は、ロシアを国際銀行間の送金・決済システムのSWIFT(国際銀行間通信協会)から排除することで合意した。https://t.co/V2CqBeHDjT pic.twitter.com/Td4qoL3i3d
— ロイター (@ReutersJapan) February 26, 2022
そして、あのアノニマスまでもがロシアへのサイバー攻撃を示唆しています。
喧嘩をふっかけた国に対して世界的ハッカー集団アノニマスがサイバー攻撃を仕掛けるとかいうアニメみたいな展開 熱すぎる pic.twitter.com/9znF77BkNx
— しゅ🍃 (@PymonGotMrrekt) February 25, 2022
国際ハッカー集団『アノニマス』、ロシアの国営放送をハッキング! 偏向報道を行うウェブサイトもダウンさせる! https://t.co/JJo04WCGdN
— Share News Japan (@sharenewsjapan1) February 27, 2022
こうしたうねりを生み出しているのは間違いなく国際世論の力であり、ウクライナの奮闘によるものです。
日本人はこれを対岸の火事とせずに、国防について真剣に考えるべき時に来ていると思います。国防がどれだけ大切で、日本の防衛力は現状どうなのか。自分たちから戦争をしなくても攻め込まれた時のことを想定した対策は不可欠です。
まずは、防衛費はGDP1%枠までという悪しき慣例を撤廃すべきですし、尖閣諸島などへの自衛隊配備も含めた実効支配力の強化を政府においては早急に検討し実行に移していってほしいと思います。
残念ながら、これまで積み重ねてきた「対話」と「交渉」による国際社会の秩序は今回の件で水泡に帰してしまいました。その意味でも日米同盟が最重要なことは変わりませんが、大大前提として、自らが自国を守る態勢もなければ、ウクライナのような国際世論の形成は難しいと思います。
有事があった際に、いかにして自国で時間を稼ぎ、国際世論が形成されて同盟軍が到着してくるまで凌ぐのかが国民の生命を守るうえで重要であり、そのための自国防衛力強化は不可欠だと思います。
「祖国を守る」という決意のもとに、国政において真剣な議論が交わされることを願って止みません。
それではまた明日。
千葉県議会議員
雨宮 しんご
Shingo Amamiya
- 昭和53年(1978年) 10月31日生 血液型/B型(さそり座)
- はくと幼稚園・成田市立吾妻小学校
- 吾妻中学校・平成3年「少年の翼に入団」中国国際交流
- 千葉県立富里高等学校
- ニュージーランドPapakura High Schoolへ1年間留学
- 高千穂商科大学・明治大学公共政策大学院(修士)
- 成田市議会議員 4期
- 第41代 成田市議会議長
- 第17代 関東若手市議会議員の会 会長
- 第33代 成田商工会議所青年部 会長
- 成田青年会議所OB
- 千葉県中小企業家同友会東総支部
- 千葉県富里高等学校同窓会 会長
- 中学校PTA会長
- 日本サーフィン連盟公認インストラクター
- 海上安全指導員
- ※歴任を含む