「武漢」と成田空港を結ぶ便は週15往復！春節による大移動で中国発の新型コロナウイルス肺炎がパンデミックに！？

2020.01.21

みなさんこんにちは、成田市議会議員の雨宮しんごです。

中国発「新型肺炎」コロナウイルスによる肺炎が中国国内で蔓延しています。

中国武漢市では20日、「この2日間で新たな感染者が136人増え合計198人となり、死者も3人になった」と発表する一方で、英国の研究機関は「感染者は発表数の5倍はあるのでは」と推測しています。

ちなみに、現在「武漢」と成田空港を結ぶ便は週15往復あります。

その内訳は、全日空が週7往復、Spring Japanが3往復、中国東方航空が3往復、中国南方航空が2往復となっています。

成田空港は水際対策として、武漢からの入国者に対し、咳や発熱がある場合、すぐに医療機関の診断を受けるように呼びかけることをはじめ、皮膚の温度を表示するサーモグラフィーによる検査を実施しています。

情報統制があるようなので判断津が付かないのですが、現時点の情報では魚市場の関係者が感染したという事実以外、まだ潜伏期間や感染経路は十分に解明されていません。

ですが、これから春節を迎え、中国人の大移動が始まります。

大量の帰省者が「武漢」を訪れ、そのまま中国各地に戻っていくこと、さらにその後に日本をはじめとする海外へ渡航することを考えると、場合によってはパンデミックにつながる可能性もあります。

流行経路、感染力の強さなどわからないことが多く、どこまで予防・警戒すればいいのか判断に困りますが、引き続きアンテナを高く持ちながら情報を集め、空港との連携を密に水際対策に力を注ぎたいと思います。

それではまた明日！

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千葉県議会議員

Shingo Amamiya