議会運営委員会行政視察 二日目 2013.02.07

行政視察二日目の今日は、三重県の桑名市議会で議会改革の主な取り組み状況などについて説明を伺いました。

桑名市議会では議会基本条例検討会を議長の諮問機関として設置して取り組み、これまでに反問権や、議員間の自由討議、議会報告会や参考人招致などが盛り込まれた議会基本条例を23年10月に策定しています。

 

●全員参加型の決算審査の導入
これは私自身、議員となって以来改善を求めている事案です。たとえば成田市議会では決算審査は各会派からの代表者を選出して構成し、すべての決算関連議案を3日間というわずかな期間で成田市にかかる全ての分野、事業について審査を行っています。審査は朝から晩まで行われるのですが、担当割もなく各委員が広範囲にわたる市の膨大な事業の全ての審査を行うことは決して効率的とは思いません。

 

一方で桑名市議会では、全議員が決算特別委員会に参加、さらに常任委員会単位の4分科会を設けて審査を行い決算議案の採決を行うシステムを採用しています。全議員が参加、そして分科会を設置することにより議論の深化、チェック機能の向上が期待できとても効率的なシステムだと思います。

 

●議員定数の削減 34→30 30→26
桑名市議会では行政改革の視点による議員定数の削減にも積極的です。人口規模をは成田市と同様ですが、平成19年に定数を30名に、平成25年1月には時期一般選挙より26名へと削減するという決議を行っています。

 

時代の潮流を含めて議員定数の削減に関しては幅広い意見があり、なかなか議論が前に進まないのが実情です。こうしたなか桑名市議会の意思決定プロセスは参考になりました。

 

多くの自治体が議会改革を行うに当たり設置する特別委員会を設けずに、議長の諮問機関として検討会を設置、各会派から一名ずつ選出して議員からの積極的な議論を引き出し、この答申を受けて議員発議し、議員定数条例を議決したということでした。

 

また、こうした検討にあたってパブリックコメントを実施して市民からの率直な意見を徴するという意思決定過程においても参考にすべき部分が多くありました。

 

他にも政治倫理条例の制定や議決事件の拡大、決算審査における事業評価の導入など先進的な取り組みが多くとても刺激を受けましたので、早速成田に戻り改革のスピードを加速させていければと思います。

 

 

 

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プロフィール

昭和53年(1978年) 10月31日生 血液型/B型(さそり座)
千葉県富里高等学校・高千穂商科大学・明治大学公共政策大学院(修士)
成田市議会議員 4期 / 第41代 成田市議会議長
2023年 千葉県議会選挙 初当選

雨宮しんご

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