新年度、3期目スタートも森田千葉県知事一時休みへ。成田空港発着枠拡大案に一部見直し求める要望書は来月に先送り!?
皆さんこんにちは、成田市議会議員の雨宮しんごです。
選挙で民意が示されたのでめったなことで書かないと決めていたのですが、3期目がはじまり、しかも年度明けの時期に、実質的にはおそらく8日(GW明け)までという、3週間前後の休暇をお取りになられることになるようです。
森田千葉県知事一時休みへ 「医療チェックなど」(千葉日報)
https://www.chibanippo.co.jp/news/politics/401614
森田健作千葉県知事は17日、記者団に「メディカルチェック、歯も治さないといけないので1週間前後休まさせていただく」と述べ、公務を一時休むことを報告した。
県によると、休みはあす19日から。4月下旬からは大型連休期間に入るため、公務復帰は5月上旬の連休明けとなる見通し。
2月県議会から間髪入れず知事選に突入した背景もあり、県職員は「3期目の4年間に万全を期すための準備」と受け止めている。
我々政治家が常在戦場とはいえ、体調管理に留意し適度に休暇を取ることを否定はしませんが、さすがにこれほどの長期休暇、一介の市議会議員ですらとったことありません。
こうした中、成田空港機能強化に関するニュースが報じられました。
成田空港発着枠拡大案に一部見直し求める要望書 (NHK)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170419/k10010954031000.html
アジアなどと結ぶ国際線の需要が高まる中、成田空港の発着枠の拡大に向け、早朝と深夜の運用時間の延長などを盛り込んだ案について、空港周辺の市と町で作る協議会は、住民の騒音悪化への懸念が根強いなどとして、一部の見直しなどを求める要望書をまとめました。
成田空港の発着枠の拡大をめぐっては、3本目の滑走路の建設や、現在、午前6時から午後11時までになっている運用時間を午前5時から翌日の午前1時までに延長するといった案を国や空港会社が示しています。
19日は成田市で空港周辺の9つの市と町で作る連絡協議会が開かれ、地元としての対応を協議しました。
会合では、運用時間の延長について、住民から、「眠れなくなる」とか「暮らしづらくなる」など、航空機による騒音の悪化を懸念する声が根強くあることが報告されました。
これを受けて、協議会は、夜間の飛行制限の緩和について、提案の一部見直しや、騒音対策の一層の強化などを求める要望書をまとめました。
要望書は来月、県に提出され、国や成田空港会社に要望が伝えられるということです。
連絡協議会の会長を務める成田市の小泉一成市長は「夜間の飛行制限を緩和する今の提案は受け入れられないというのが共通の意見でした。住民の理解が得られるよう、提案の一部が見直されることを期待しています」と話していました。
記事中の「要望書は来月、県に提出され、国や成田空港会社に要望が伝えられる」という部分が知事のプライベートな都合に因るものではなく、事務方による物理的なものであると思いたいです。
政治家に求められるのは結果であって、公務拘束時間ではないことは理解していますが、羽田空港の機能強化が明日にも実現しようかというギリギリのタイムスケジュールのなかで行われてる機能強化の議論であるにも関わらず、知事の休暇によって先送りされるかのような印象を受けるのは、私だけではないはずです。
成田空港機能強化に関する議論もさることながら、山積する千葉県の政策課題にも停滞が生じないこと県民の一人としても願ってやみません。
それではまた明日!
千葉県議会議員
雨宮 しんご
Shingo Amamiya
- 昭和53年(1978年) 10月31日生 血液型/B型(さそり座)
- はくと幼稚園・成田市立吾妻小学校
- 吾妻中学校・平成3年「少年の翼に入団」中国国際交流
- 千葉県立富里高等学校
- ニュージーランドPapakura High Schoolへ1年間留学
- 高千穂商科大学・明治大学公共政策大学院(修士)
- 成田市議会議員 4期
- 第41代 成田市議会議長
- 第17代 関東若手市議会議員の会 会長
- 第33代 成田商工会議所青年部 会長
- 成田青年会議所OB
- 千葉県中小企業家同友会東総支部
- 千葉県富里高等学校同窓会 会長
- 中学校PTA会長
- 日本サーフィン連盟公認インストラクター
- 海上安全指導員
- ※歴任を含む