通勤の利便性向上に向け空港内道路を通るバス運行実証実験。

みなさんこんにちは、千葉県議会議員の雨宮しんごです。

成田空港に近い成田市三里塚を従業員にとって住みやすい地域にしようと、成田国際空港会社（ＮＡＡ）と有志で、交通アクセス改善や魅力向上を目指す「三里塚プロジェクト実行委員会」が発足されたと報道されました。

通勤時間など混雑時は市内の近距離であっても30分以上かかるということで、今回は三里塚で体験型観光のツアーバスを運行し、制限エリアを通過する最短ルートから空港中心部に向かう実証実験が実施され一定の効果が得られたとのことです。

空港周辺地域からのスムーズな通勤インフラの整備も大切なことから、従業員の方々にも通いやすい空港となることを期待します。

先の私の一般質問において取り上げましたが、成田空港は第三滑走路の新設など、第二の開港とも言われるタイミングを迎えようとしており、その機能を発揮するためには、それを支える3万人とも想定される新たな雇用が必要になります。

その雇用を受け止める住環境の整備について、千葉県も本腰を入れるべきと指摘したところですが、早速、成田国際空港会社において、人手不足の解決に向けた対策本部が今月中にも立ち上がるとのことで千葉県や市町との連携が求められます。

また、先日も成田空港において不足がちなグランドハンドリング会社を誘致し、業務が開始されたことが報道されるなど空港会社は着々と歩みを進めています。

旺盛な航空需要に伴う第二の開港に向け、空港周辺市町に住環境を整備することでその雇用を受け止め、人口増を目指していくことは、今後の空港周辺地域の発展に大きく寄与するため、空港周辺市町はもちろん、都市計画を担う千葉県にもしっかりとコミットしていただけるよう、力強く働きかけてまいります。

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千葉県議会議員

Shingo Amamiya