特殊詐欺の主役が変わった。SNS型投資詐欺が急増する千葉県の今 2026.07.30

みなさんこんにちは、千葉県議会議員の雨宮しんごです。

今回は、千葉県警察が発表した最新の電話de詐欺(特殊詐欺)の被害状況について、データをもとにお伝えしたいと思います。

(先日、千葉県警から任命された「少年犯罪実行者募集情報加担防止広報官」であるサッカーワールドカップ日本代表で千葉県我孫子市出身のMF中村敬斗選手)

 

被害総額は約68億円、前年から大幅増

令和8年6月末現在、千葉県内における特殊詐欺の認知件数は750件(前年同期709件、+41件)、被害総額は約68億3600万円にのぼります。前年同期の約56億円と比べると、約12億3400万円もの増加となりました。

 

主役はニセ警察詐欺からSNS型投資詐欺へ

ここで注目したいのが、被害の中身が大きく変化している点です。

これまで被害増加の主因とされてきた「ニセ警察詐欺」は、今年6月末時点で167件・約21億4100万円と、実は前年(183件・約23億3100万円)より減少しています。

一方で急増しているのが「SNS型投資詐欺」です。

件数は42件から148件へと3倍以上になり、被害額は約9億400万円から約26億8200万円へと約17億8500万円もの増加となっています。

今回の被害総額増加の大部分は、このSNS型投資詐欺によるものと言えます。

また、キャッシュカードをだまし取る「キャッシュカード詐欺盗」も34件から102件へと急増しており、対面型・訪問型の手口も依然として油断できない状況です。

 

私たちにできること

こうした変化からうかがえるのは、詐欺の手口が電話中心から、SNSを介したものへと重心を移しつつあるということです。

「知らない人からSNSで届いた投資の誘い」

「著名人を名乗るアカウントからの儲け話」

といった手口には、これまで以上に警戒が必要です。

 

うまい話には裏があるという基本を、ご家族、特に投資に関心を持たれるご年配の方や、SNSに慣れている若い世代の方とも、ぜひ改めて確認していただければと思います。

 

現在、私は警察常任委員長を仰せつかっていますが、日々の業務で感じることは、行政・警察による対策と、県民一人ひとりの警戒心の両輪があってこそ、被害の拡大を食い止めることができるということです。

一方で前進しています。今年3月5日からは、警察庁が推奨する特殊詐欺対策アプリのサービスが開始されました。携帯電話にかかってくる不審な着信への対応を強化する取り組みであり、被害抑止に向けた大きな一歩と言えます。

 

私自身も県政の立場から、引き続きこうした身近な安全に関わる情報発信を続けてまいります。

よろしくお願いいたします。

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プロフィール

昭和53年(1978年) 10月31日生 血液型/B型(さそり座)
千葉県富里高等学校・高千穂商科大学・明治大学公共政策大学院(修士)
成田市議会議員 4期 / 第41代 成田市議会議長
2023年 千葉県議会選挙 初当選

雨宮しんご

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