自転車の青切符制度、導入2ヶ月の実績と今後の課題 2026.07.30
みなさんこんにちは、千葉県議会議員の雨宮しんごです。
今年4月1日から、自転車の交通違反に対する「青切符制度」が全国一斉に導入されました。先の県議会自民党代表質問で、導入後2ヶ月間の実績が明らかになりました。
4月1日から5月末までの千葉県内における検挙件数は171件、警告件数は8,957件。
前年同期と比較すると、検挙件数で410件、警告件数で2,275件それぞれ減少しています。
この数字の読み方には注意が必要で、件数の減少が即座に「違反が減った」を意味するわけではありません。制度導入にあたり現場では取り締まりよりも指導・啓発を優先する運用方針が取られており、それが件数に影響している面もあると私は考えています。
そもそもこの制度が導入された背景には、自転車による交通事故の深刻化があります。
近年は電動自転車の普及により速度域が上がり、歩行者との衝突事故が増加しています。これまで「口頭注意」で終わっていた信号無視や一時不停止などの違反行為に対して、反則金という形で法的・経済的責任を明確にすることで、ルール遵守の意識を底上げする狙いがあります。
ですが、課題として残るのは周知の徹底です。
特に運転免許を持たない中学生・高校生への啓発が急務で、県警では入学説明会などの機会を活用した広報活動を推進しています。引き続き、制度の存在を知らないまま違反してしまうことがないよう、学校・地域・家庭が連携した継続的な取り組みが求められます。
自転車は子どもから高齢者まで誰もが使う身近な乗り物だからこそ、ルールの定着には時間と丁寧な周知が欠かせません。引き続き注視してまいります。
なお、youtube「あましんチャンネル」でも詳しく解説しています。
是非ご視聴ください。
プロフィール
昭和53年(1978年) 10月31日生 血液型/B型(さそり座)
千葉県富里高等学校・高千穂商科大学・明治大学公共政策大学院(修士)
成田市議会議員 4期 / 第41代 成田市議会議長
2023年 千葉県議会選挙 初当選