活動日誌

東京都議選 若年層は自民党。高齢層は都民ファースト。 その理由は・・・!?

政治コラム

みなさんこんにちは、成田市議会議員の雨宮しんごです。

 

東京都議選の世論調査、中間発表が出てきました。

 

tosei

都議選JNN調査、都民ファーストと自民が激しく競る

 

TBS系(JNN) 6/25(日) 18:03配信
 
 7月2日に投票が行われる東京都議会議員選挙について、JNNでは都民を対象に世論調査を行いました。その結果、都民ファーストの会と自民党が激しく競り合う展開となっていることが分かりました。

 調査は6月24日、25日。

 まず、今回の選挙について「関心がある」「ある程度、関心がある」を合わせると8割を超え、都民は高い関心を示しています。

 投票先については、投票先を決めている約4割の都民の中では、都民ファーストの会が40代以上の中高年齢層を中心に無党派層にも支持を広げ26.7%、自民党は30代以下の若年層を中心に自民支持層をしっかりまとめて25.9%で、激しく競り合う展開となっています。また、前回の都議選で自民に投票した人のうち、今回も自民に投票するとした人は半数強にとどまっていて、4分の1以上の人が都民ファーストに投票するとしています。

 共産党13%、公明党12.3%、民進党8.4%の順で続き、以下、生活者ネット、日本維新の会が追う情勢です。ただ、「まだ決めていない」人が6割近くを占めていて、特に無党派層では7割を超えていることから、選挙結果は無党派層の動向が鍵を握ることになります。

 今後、取り組んでほしい政策については、トップが「医療・福祉」で30.6%、以下、雇用・景気(17.9%)、都政改革(17.6%)、子育て(15.4%)の順で続き、市場移転問題は7.2%、東京五輪・パラリンピックの準備は6.0%にとどまっています。

 一方、小池都知事の支持率は66.5%と高い水準を保っており、都議選告示の3日前に示した市場移転の方針についても「評価する」が54.9%で、「評価しない」を上回っています。

 

この世論調査を見て思ったことは、まず第一に若年層の自民党支持率が高いという点です。

 

わたしはこの結果に、若年世代の情報リテラシーの浸透を垣間見た気がしました。

 

これは私の個人的な印象ですが、テレビのワイドショーや新聞報道では各社、東京都議選告示前に加計学園や森友学園に関する疑念をはじめ豊田議員の暴言や暴行傷害報道を取り上げるなど、ただでさえ小池旋風が巻き起こっている中で、自民党にとっては追い打ちとなる逆風を吹かせ続けていました。

 

結果、テレビや新聞報道を中心に情報を得る高齢世代は、報道各社の思惑通り!?自民党への支持率はこの間で大きく落ち込んでいます。

 

一方、インターネットの普及により若年層はこうした報道だけに左右されることなく、報道による一部の切り抜きではなく、会議中継や議事録で詳細を把握したり、それぞれの視点で情報を収集し、多角的に情報を分析して自民党支持という判断をしようとしています。

 

30代未満の自民党

40代以上の都民ファースト

 

いずれにしても、なかなか面白い構図です。

 

そして第二、民進党の存在です。

民主党から党名を変えた「民進党」は、自民党の批判票を集めて一時は政権を担ったこともありましたが、政党としての存在意義さえも危ぶまれる支持率となっています。

 

都民ファースト 26.7%

自民党     25.9%

共産党     13%

公明党     12.3%

民進党     8.4%

 

二大政党制を訴えていた民主党でしたが、民進党はもはや風前の灯ともいえる状況です。

 

そして最後に、政党への支持ではなく候補者で選択を!です。

 

世論調査からは自民党の批判票を都民ファーストが吸収している構図となっていますが、都民ファーストの中には純粋な公認候補のほかにも、自民党系候補や民進党系候補によって組織されています。

 

小池知事が高支持率を保っている間はまだ良いかもしれませんが、不祥事の一つでも出れば、都民ファーストは一気に崩壊へと追い込まれることは想像に難くありません。

 

その意味では、やはり

 

 

小池都知事への不支持票は自民党へ。

小池都知事への支持票は都民ファーストへ。

 

という二極構図にするのではなく、やはり選挙区の候補者の経歴や政策、活動や人物像を見極めて判断してほしいと思います。

 

全国若手市議会議員の会のメンバーも各政党から都議選に挑戦しており、私としても党派を超えて、信頼できる同志の支援を訴えたいと思います。

 

それではまた明日!

 

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千葉県議会議員

雨宮 しんご

Shingo Amamiya

  • 昭和53年(1978年) 10月31日生 血液型/B型(さそり座)
  • はくと幼稚園・成田市立吾妻小学校
  • 吾妻中学校・平成3年「少年の翼に入団」中国国際交流
  • 千葉県立富里高等学校
  • ニュージーランドPapakura High Schoolへ1年間留学
  • 高千穂商科大学・明治大学公共政策大学院(修士)
  • 成田市議会議員 4期
  • 第41代 成田市議会議長
  • 第17代 関東若手市議会議員の会 会長
  • 第33代 成田商工会議所青年部 会長
  • 成田青年会議所OB
  • 千葉県中小企業家同友会東総支部
  • 千葉県富里高等学校同窓会 会長
  • 中学校PTA会長
  • 日本サーフィン連盟公認インストラクター
  • 海上安全指導員
  • ※歴任を含む

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