活動日誌

成田空港の8月運用状況も厳しい結果。政府の入国制限緩和方針で復調の兆しはみえるか!?

成田国際空港のこと

みなさんこんにちは、成田市議会議員の雨宮しんごです。

 

成田国際空港株式会社(NAA)がこのほど、「8月空港運用状況」を発表しました。

 

新型コロナウイルス感染症拡大により発着回数、旅客数はともに大幅減であることに変わりありませんが、国際線貨物便は好調を維持していて、国内線旅客便についても、GOTOトラベルや復便の影響で、発着回数と旅客数は2ヵ月連続で改善傾向にあります。

 

9月にはシルバーウィークの影響も出てくるはずなので国内線は一定の期待を持ちたいところです♪

さて、具体的な数字については以下をご覧ください。

 

 

まず、総発着回数は前年同月比61%減の9415回となっています。

この内、国際線発着回数は67%減の6098回で、この中で旅客便の発着回数は85%減となって依然厳しい状況にあります。

 

貨物便については、かなり好調で59%増となっています。

国内線発着回数は38%減の3317回となっていて、夏休み&GOTOトラベルの効果により6割程度回復しています。

 

続いて、旅客数で見てきます。

総旅客数は91%減の38万284人と、やはり訪日外国人がほぼいないため厳しい状況です。

 

このうち、国際線旅客数は97%減の11万2959人で、日本人旅客数は98%減の3万92人。

外国人旅客数は、97%減の3万8139人となっています。

 

また、出入国をしない通過客(トランジットの方々)は、86%減となっています。

 

次に国内線旅客数については、66%減の26万7325人となっています。

 

国際航空貨物量については、10%減の14万9838トンと便数は増加していますが、昨対での貨物量は若干減少しています。

 

以下が月ごとの棒グラフになりますが、本当に厳しい状況であることが伺えます。

 

こうした厳しい航空業界ですが、菅首相は経済活動の優先にシフトしていることもあり、順次入国制限の緩和がスタートします。

 

 

 

報道をみると、『観光客を除く中長期の滞在者を対象』となっているので、具体的にどういった方々が対象となり、その際の条件はどうなるのかなど、わからない点も多くありますが、徐々にであったとしても、世界との交流を再開していくという方向性は歓迎したいです。

 

もちろん、世界の表玄関となる成田市として入国制限の緩和をする以上は、成田空港の検疫体制の強化し、水際対策をしっかり講じていただけるよう、関係各所に求めていく立場であり、適切な対応を求めていく必要があります。

 

コロナの収束とともに、成田空港に一日も早く賑わいが戻ることを願って止みません。

 

それではまた明日。

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千葉県議会議員

雨宮 しんご

Shingo Amamiya

  • 昭和53年(1978年) 10月31日生 血液型/B型(さそり座)
  • はくと幼稚園・成田市立吾妻小学校
  • 吾妻中学校・平成3年「少年の翼に入団」中国国際交流
  • 千葉県立富里高等学校
  • ニュージーランドPapakura High Schoolへ1年間留学
  • 高千穂商科大学・明治大学公共政策大学院(修士)
  • 成田市議会議員 4期
  • 第41代 成田市議会議長
  • 第17代 関東若手市議会議員の会 会長
  • 第33代 成田商工会議所青年部 会長
  • 成田青年会議所OB
  • 千葉県中小企業家同友会東総支部
  • 千葉県富里高等学校同窓会 会長
  • 中学校PTA会長
  • 日本サーフィン連盟公認インストラクター
  • 海上安全指導員
  • ※歴任を含む

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