活動日誌

成田国際空港の更なる機能強化! 三度目となる再見直し案で決着をみるか!?

成田国際空港のこと

みなさんこんにちは、成田市議会議員の雨宮しんごです。

 

議会が開会しました。

市長から施政方針演説、副市長からは890億円とする当初予算案などを含む議案が上程されました。

 

議会の合間に全員協議会が開催され、夜間飛行制限緩和に関する見直し案が示され、一連の騒音対策について国、県、成田国際空港株式会社(NAA)より改めて説明がありました。

 

 

 

 

成田国際空港は現在、午後11時~午前6時の深夜・早朝帯の飛行は騒音地域住民との約束により、それを制限してます。

 

NAAが当初示した空港機能強化に伴う新たな夜間制限時間は午前1時~午前5時というものでした。

ですが、住民説明会を実施したところ理解を得ることが難しいとの判断により、新たな見直し案が示されました。

 

見直し案の内容は、夜間飛行制限の緩和時間を1時間短縮して午前0時~午前6時。

2020年東京五輪・パラリンピック開催までにA滑走路の発着時間を1時間延長し、第3滑走路が整備された後は、夜間飛行制限時間を午前5時~翌午前0時半し、この時間内で滑走路ごとに発着時間をスライドさせることで、飛行機が飛ばない時間を6時間確保するという「スライド運用」が提案されていました。

 

この見直し案で住民に対しての説明が図られるも、なお理解を得難いとのことで、今回再見直し案が提出されました。

 

それは、短縮時間を変えることなく、スライド運用の時間を6時間から7時間にするというもので、これにより、滑走路ごとに早番(午前5時~午後10時)と遅番(午前7時半~翌午前0時半)を設定することで、静穏時間を7時間確保するというものです。

 

また、周辺対策交付金の増加や谷間地区への防音工事についても新たに実施されることも明らかになりました。

 

成田空港機能強化 スライド運用で禁止7時間、国など再修正案提示

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180220-00000018-san-l12

 

成田空港の機能強化策をめぐり、国と成田国際空港会社(NAA)は19日、C滑走路(3本目の滑走路)の供用後、深夜・早朝の飛行禁止時間を現在の7時間から4時間半に短縮する案は変えず、滑走路別に運用時間を設ける「スライド運用」での禁止時間を1時間増やして7時間確保するなどの再修正案を、成田市など周辺9市町の首長らに示し、理解を求めた。

今後、各市町は議会や住民に説明した後、4者協議会での合意に向けた調整を進める。空港関係者によると、3月末までに9市町との間で合意のめどをつけたいという。

夜間飛行制限の緩和は特に住民の反発が強いが、NAAは今回、滑走路ごとに早番(午前5時~午後10時)と遅番(午前7時半~翌午前0時半)を設定、これまでの早番終了時刻午後11時、遅番開始時刻午前6時半の案から見直した。

これにより、スライド運用による各滑走路の飛行禁止時間を「6時間」としていた前回案から「7時間」にする再見直し案を示した。これにより、地域ごとに現在と同じ7時間の「静穏時間」を維持できるとしている。

全体の飛行禁止時間を4時間半に短縮することやスライド運用の導入は、C滑走路供用後。国交省はC滑走路の完成時期を「10年単位で相当先の話」としており、今回の夜間飛行制限緩和案について「将来、地元の要望があれば騒音対策を引き続き協議する」と改善の余地を残した。

また、NAAは、滑走路に挟まれた「谷間地区」にも寝室への内窓設置などの防音工事を行うことや、周辺対策交付金の総額を現在の約40億円から約60億円に増やす案を示した。

国とNAAは一昨年、開港から原則としてきた午前6時~午後11時の発着時間を計3時間拡大する案を提示した後、9市町の要望を受けて昨年、スライド運用を盛り込んだ計画に修正。9市町は今年1月、夜間飛行制限の緩和など、住民の意見を踏まえた再要望を国とNAAに提出していた。

 

アジア主要空港の機能強化が著しく、今後も旺盛な航空需要を取り込むことで国力を堅持するためには、成田国際空港の機能強化は必要不可欠です。

 

一方で、機能強化に悩まされる騒音地域住民がいらっしゃる事実があることから、国、県、NAAには手稲担説明と、住民の意見を踏まえた地域共生策をしていただくことで理解を得ていただきたいと思います。

 

それではまた明日!

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千葉県議会議員

雨宮 しんご

Shingo Amamiya

  • 昭和53年(1978年) 10月31日生 血液型/B型(さそり座)
  • はくと幼稚園・成田市立吾妻小学校
  • 吾妻中学校・平成3年「少年の翼に入団」中国国際交流
  • 千葉県立富里高等学校
  • ニュージーランドPapakura High Schoolへ1年間留学
  • 高千穂商科大学・明治大学公共政策大学院(修士)
  • 成田市議会議員 4期
  • 第41代 成田市議会議長
  • 第17代 関東若手市議会議員の会 会長
  • 第33代 成田商工会議所青年部 会長
  • 成田青年会議所OB
  • 千葉県中小企業家同友会東総支部
  • 千葉県富里高等学校同窓会 会長
  • 中学校PTA会長
  • 日本サーフィン連盟公認インストラクター
  • 海上安全指導員
  • ※歴任を含む

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