活動日誌

政権は揺らぎ、逃亡を許し、中東は緊迫。年末年始のニュースへのつぶやき。

日常のこと

みなさんこんにちは、成田市議会議員の雨宮しんごです。

 

忘年会から年末元旦と走り続けてきたので、あまり休んだ印象がないのでですが、世間は休暇となり、作事には仕事始めされたようなので、少しだけ年末年始のニュースをつぶやきたいと思います。

 

●揺らぐ政権

昨夏の参院選以降、千葉県では一連の台風災害に見舞われましたが、国政では新内閣閣僚人事が全く機能せず、公職選挙法違反に伴う辞任や「桜を見る会」への批判など逆風が続いています。

 

さらに、IR誘致に関する中国企業からの賄賂案件については、自民党以外の議員にも広がりを見せていて、政権にも大きな影響を与えています。

 

まさに盛者必衰、国政におけるこれまでの「1強多弱」による驕りからきているのかは定かではありませんが、いずれにしても厳しい政権運営が強いられることになります。

 

新聞に目を通していても「解散」という言葉がチラつきだしました。

 

さすがにオリンピック目前での「解散」はないとみていますが、この状況を今の政権で打開できるのか、注目しています。

 

●前代未聞、カルロス・ゴーン被告の逃亡劇

カルロス・ゴーン被告がレバノンに逃亡したというニュースには、開いた口が塞がりませんでした。

 

連日報道されていますが、日本の裁判所が緩すぎること、弁護団がしっかりしていなかったことは、今回の失態からも明らかです。

 

ですが、カルロス・ゴーン被告がこのまま逃げ続けられるとも思っていません。

 

ゴーン被告逃亡でオランダのルノー日産連合に捜査も
[2020年1月5日22時10分]

フランスのルメール経済・財務相は、レバノンに逃亡した前日産自動車会長カルロス・ゴーン被告について、フランス自動車大手ルノーと日産の企業連合統括会社(本社オランダ)を巡っても捜査の対象となる可能性があると述べた。

5日付のフランス紙ジュルナル・デュ・ディマンシュが発言内容を伝えた。

 

常々日本の司法を批判していましたが、上の報道にもあるように、罪の大小はあるにせよ、カルロス・ゴーン被告が経済犯であることはフランスのルノーの立場からもほぼ明らかです。

 

この世界が、犯罪者が海外逃亡し、英雄視されて、逃げ続けることができることを容認するとは思えません。

 

日本でその裁きを受けるかどうかはわかりませんが、いずれ逮捕・収監されるとみています。

 

いずれにしても日本は、レバノンとの犯人引き渡し条約がないのであれば、第三国を介すなど、あらゆる手段を講じることで、カルロス・ゴーンの居場所を狭めていかなければなりません。

 

そして、こうした事案にこそ、政治がチカラを発揮する時だと思っています。

 

●中東の緊迫が日本にどんな影響をもたらすか

突拍子もない行動をとるのがトランプ大統領だとわかっていたつもりですが、イラン革命防衛隊を殺害するという指示を出すとは驚きでした。

 

トランプ大統領は、「戦争を止めるための行動だ」としていますが、ソレイマニ司令官はハメニイ師の直属の革命防衛隊のヒーローともいえる存在だったようで、イラン側は厳しい「復讐」をすると声明を出しています。

 

「復讐」の内容がどういうカタチでなされるのか読めない以上、トランプ大統領以外のアメリカ国民は戦々恐々としているのではないでしょうか。

 

そして、個人的にはトランプ大統領が大統領選挙を控えていることが、今回の思い切った行動のトリガーになっていたのではないかと思っています。

 

 

ウクライナ疑惑による上院での弾劾裁判から、国民の目線をそらそうとしているようにも見えてしまいます。

 

そして、「綺麗ごとばかりのオバマ大統領できなかったこと。私以外に、誰がこの問題の解決に向けて具体的な行動をとったのか。」といったアピールにも使うかもしれません。

 

ただ、宣言通り「復讐」された場合は、トランプ大統領の性格上、すぐさま反撃にでるはずです。

 

そうなれば、いよいよ武力紛争へとエスカレートする可能性もでてきます。

 

ここまで緊迫しているアメリカとイランの関係をほぐすことができれば、トランプ大統領の評価はさらに高まると思いますが、紛争となった場合の算段も持ち合わせているのでしょうか。

(戦争になると現職が優位といわれていますが、果たして。)

 

いずれにしても、紛争となれば日本においても自衛隊派遣などさまざまな議論が求められることになり、早期に足元の揺らぎを抑えることが求められます。

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千葉県議会議員

雨宮 しんご

Shingo Amamiya

  • 昭和53年(1978年) 10月31日生 血液型/B型(さそり座)
  • はくと幼稚園・成田市立吾妻小学校
  • 吾妻中学校・平成3年「少年の翼に入団」中国国際交流
  • 千葉県立富里高等学校
  • ニュージーランドPapakura High Schoolへ1年間留学
  • 高千穂商科大学・明治大学公共政策大学院(修士)
  • 成田市議会議員 4期
  • 第41代 成田市議会議長
  • 第17代 関東若手市議会議員の会 会長
  • 第33代 成田商工会議所青年部 会長
  • 成田青年会議所OB
  • 千葉県中小企業家同友会東総支部
  • 千葉県富里高等学校同窓会 会長
  • 中学校PTA会長
  • 日本サーフィン連盟公認インストラクター
  • 海上安全指導員
  • ※歴任を含む

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