活動日誌

ポケモンGO!「私は運転者ではありません」ボタンは、事故防止対策ではなく、ただの訴訟逃れでは?

日々の活動

皆さんこんにちは、成田市議会議員の雨宮しんごです。

 

いつか起こるだろうと思っていましたが、なんともいたたまれない事故が発生しました。

 

「一宮市小学生交通死 運転中にポケモンGO」

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161027-00000905-cbcv-soci

26日、愛知県一宮市で小学4年生の男の子がトラックにはねられ死亡した事故で、逮捕された男が、「ポケモンGOをしていて前を見ていなかった」と、供述していることが分かりました。

この事故は、26日午後4時すぎ、一宮市あずらで、近くに住む小学4年生(9)が、横断歩道でトラックにはねられ死亡したものです。

警察は、トラックを運転していた容疑者を過失運転傷害の疑いで現行犯逮捕しました。

容疑者は、「スマートフォンでポケモンGOをやっていて、前を見ていなかった」と供述していることが分かりました。

愛知県内でのポケモンGOに関連する交通死亡事故は、2件目です。

 

ただ、8月には運転しながらプレイすることを抑止するために対策アップデートされました。

 

それがこちら。

 

 

「ポケモンGO、バグ修正多数のバージョン1.3.0 (0.33.0)が公開。バッテリーセーバー復活、高速移動時警告表示も」

http://japanese.engadget.com/2016/08/08/go-1-3-0-0-33-0

・運転時や高速移動時にプレイを控えていただくよう、注意画面を追加しました。運転者でない方は確認ボタンをタップすることでプレイを継続できます。

―以下省略―

 

このように、運転時や高速移動時に注意画面が表示されプレイすることができなくなるというアップデートです。

 

このアプリ特有の「ながらスマホ」が問題視されたことへの対策として、運転時や高速移動時に注意画面を追加することで、運転中のながらスマホの抑制しようというモノでした。

 

ですが、これに対するネットの反応はこうです。

 

結局のところ、同乗者や、電車、バスなどに乗っている時は「私は運転者ではありません」のボタンを押すことでプレイを続けることができるため、さして意味がない。

 

といった意見です。

 

この対応は明らかに、事故を未然に防ぐための措置ではなく、制作者サイドの訴訟対策でしかないと思います。

 

実際、この機能の追加により事故が起きた際に「ポケモンGO」側には一切責任がないということになる、らしいです。

 

ただ個人的には、事故を誘発しかねないアプリを開発しておいて、その責任の全てを利用者のモラルに委ねるという姿勢には、賛同しかねます。

 

こうした、悲惨な事故を二度と起こさせないためにも、製作者側はこの問題と真摯に向き合い、改めて対策に向けて取り組むべきだと感じた次第です。

 

 

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千葉県議会議員

雨宮 しんご

Shingo Amamiya

  • 昭和53年(1978年) 10月31日生 血液型/B型(さそり座)
  • はくと幼稚園・成田市立吾妻小学校
  • 吾妻中学校・平成3年「少年の翼に入団」中国国際交流
  • 千葉県立富里高等学校
  • ニュージーランドPapakura High Schoolへ1年間留学
  • 高千穂商科大学・明治大学公共政策大学院(修士)
  • 成田市議会議員 4期
  • 第41代 成田市議会議長
  • 第17代 関東若手市議会議員の会 会長
  • 第33代 成田商工会議所青年部 会長
  • 成田青年会議所OB
  • 千葉県中小企業家同友会東総支部
  • 千葉県富里高等学校同窓会 会長
  • 中学校PTA会長
  • 日本サーフィン連盟公認インストラクター
  • 海上安全指導員
  • ※歴任を含む

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